「新しいエルサレム」の版間の差分
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2010年12月30日 (木) 19:12時点における版
新しいエルサレム(あたらしいエルサレム、New Jerusalem、the tabernacle of God、holy city, city of God、celestial city、heavenly Jerusalem)とは、聖書の語句。ヨハネの黙示録3:12、21:2に、イエス・キリストからヨハネが受けた啓示として語られる。
新しいエルサレムは、現在のイスラエル共和国の首都のエルサレムではなく、キリストの体である教会を象徴している。黙示録の記述を字義通り解釈する前千年王国説によれば、千年王国、ゴクとマゴクの戦い、最後の審判、新天新地の次に登場する
聖書
「われ勝を得る者を我が神の聖所の柱とせん、彼は再び外に出でざるべし、又かれの上に、わが神の名および我が神の都、すなはち天より我が神より降る新しきエルサレムの名と、我が新しき名とを書き記さん。」
— ヨハネの黙示録3:12、文語訳聖書
「我また聖なる都、新しきエルサレムの、夫のために飾りたる新婦のごとく準備して、神の許をいで、天より降るを見たり。」
— ヨハネの黙示録21:2、文語訳聖書
讃美歌
まもなくかなたのは、ヨハネの黙示録で預言された神の都である、新しいエルサレムでの再開を期待する讃美歌であり、葬儀で歌われることがある。
参考
- 『子羊の王国』岡山英雄 いのちのことば社
- 『新聖書注解』(新約第三巻)
- 『実用聖書注解』いのちのことば社、1996年
- "Go and measure"