「石質隕石」の版間の差分
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副成分鉱物としては、[[トロイライト]] ([[硫化鉄(II)|FeS]])、[[磁鉄鉱]] ([[酸化鉄(II,III)|Fe{{sub|3}}O{{sub|4}}]])、[[斜長石]]などがある。 |
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2010年11月16日 (火) 13:55時点における版
石質隕石(せきしついんせき)は、主にケイ酸塩鉱物からなる隕石である。
鉱物
主要鉱物としては、橄欖石 (40–50wt%)、輝石 (15–25wt%)、鉄‐ニッケル合金 (3–23wt%) からなる。
地球の岩石で一般的な石英や長石は副成分としてしか見られない。当然ながら、雲母などの水成鉱物はまったくない。
ケイ酸塩ではないが鉄‐ニッケル合金鉱物が含まれる。このため、金属探知機でも検出可能である。
副成分鉱物としては、トロイライト (FeS)、磁鉄鉱 (Fe3O4)、斜長石などがある。
分類
コンドルールの有無により、コンドルールがあるコンドライトと、ないエイコンドライトに分けられる。
コンドライトは未分化の岩石だが、エイコンドライトは分化した天体の地殻に由来する。このため、元素組成に違いがある。厳密にはこの元素組成を考慮して分類するため、コンドルールのないコンドライト(CI炭素質コンドライト)やコンドルールのあるエイコンドライトもある。