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2010年9月20日 (月) 00:47時点における版
尿酸排泄促進薬(にょうさん・はいせつ・そくしんやく)とは、血中の尿酸濃度低下を目的として投与される薬物の一群のこと。高尿酸血症の治療薬のひとつで、特に痛風の予防薬として用いられる。
薬理
尿酸トランスポーター分子としてURAT1は血管内皮などにも発現しているが、腎臓の近位尿細管で多く発現し尿酸の再吸収を行う。再吸収された尿酸はヒトの血清尿酸値の約80%を占める。
尿酸排泄促進薬はURAT1による再吸収を阻害し、血中の尿酸を減少させる。
副作用
尿中の尿酸濃度が上昇するため、尿路結石症(尿酸結石)を誘発する可能性がある。
薬物の一覧
高尿酸血症治療薬
以下は日本の厚生労働省により認可されている治療薬である。