「火花点火内燃機関」の版間の差分
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2010年2月2日 (火) 08:55時点における版
火花点火内燃機関(ひばなてんかないねんきかん)とは、燃焼室にある点火プラグにより燃料の点火を行う内燃機関の発動機の一種。
オクタン価が高い燃料が適している。
歴史
1860年、フランスのジャン=ジョゼフ・エティエンヌ・ルノアールがガスを燃料にした火花点火2ストローク機関の実用化に成功。初の火花点火内燃機関である。
1863年、ルノワールはさらに水素を燃料とした4ストローク機関を発明。
1876年にドイツのニコラス・オットーがルノワールのエンジンを発展させ、より効率の高いガス式4ストローク機関を開発。
1885年、ドイツのゴットリープ・ダイムラーがオットーのエンジンをさらに改良してガソリンを燃料にしたエンジンを開発。ほぼ同時期にカール・ベンツも独自にガソリンエンジンを開発した。両者は1886年に各々開発したエンジンで自動車を試作している[1]。
熱機関の理論サイクル
- オットーサイクル(等容サイクル)
- アトキンソンサイクル(高膨張比エンジン)
- ミラーサイクル(可変バルブ機構)
サイクルストローク数
燃料
- ガソリン(ガソリンエンジン)
- 灯油(石油発動機・石油自動車)
- バイオマスエタノール(エタノール自動車)
- アルコール燃料(メタノール自動車)
- 液化石油ガス(LPG自動車)
- 天然ガス(CNG自動車)
- 合成ガス(薪ガスエンジン・薪自動車)
- 一酸化炭素(木炭ガスエンジン・木炭車・代燃車)
- 水素(水素燃料エンジン・水素ロータリーエンジン・水素自動車)
- バイフューエル(LPGとガソリン・CNGとガソリン・水素とガソリン)