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'''要素'''(ようそ)とは事項の成立やその効力に必要で不可欠な条件のことである。[[数学]]では[[元 (数学)|元]]と同様に扱われるが、正しくは任意のこれ以上を分けられないものを言う
'''要素'''(ようそ)とは事項の成立やその効力に必要で不可欠な条件のことである。
== 数学における要素 ==
[[数学]]では、複数の「もの」で構成されている[[集合]]の中において、集合を構成している個々のものを示す。[[元 (数学)|元]]と同様に扱われるが、正しくは任意にこれ以上を分けられないものを言う。また、1つも要素を含まないような集合を[[空集合]]という。


== 法律用語における要素 ==
== 法律用語における要素 ==
[[法律用語]]においては具体的な[[法律行為]]や[[意思表示]]で、[[表意者]]にとって重要な意義を持つ部分である。これを欠くとその法律行為の特性を失うもので、[[移転債務]]や[[代金支払債務]]が代表的である。
[[法律用語]]においては具体的な[[法律行為]]や[[意思表示]]で、[[表意者]]にとって重要な意義を持つ部分である。これを欠くとその法律行為の特性を失うもので、[[移転債務]]や[[代金支払債務]]が代表的である。


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2009年3月25日 (水) 09:11時点における版

要素(ようそ)とは事項の成立やその効力に必要で不可欠な条件のことである。

数学における要素

数学では、複数の「もの」で構成されている集合の中において、集合を構成している個々のものを示す。と同様に扱われるが、正しくは任意にこれ以上を分けられないものを言う。また、1つも要素を含まないような集合を空集合という。

法律用語における要素

法律用語においては具体的な法律行為意思表示で、表意者にとって重要な意義を持つ部分である。これを欠くとその法律行為の特性を失うもので、移転債務代金支払債務が代表的である。