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2008年10月9日 (木) 23:29時点における版

ジョゼフ・ド・マルリアーヴJoseph de Marliave, 1873年1914年)はフランス音楽学者ベートーヴェン弦楽四重奏曲に関する研究書で知られ、ジョゼフ・カーマンの著書『ベートーヴェンの四重奏曲』(The Beethoven Quartets, 1966年)が発表されるまでは最も広く読まれ、引用された文献である。ベートーヴェン以外の作曲家についても数多くの散文を出版しており、またテオドール・ヘルムによるドイツ語のベートーヴェン研究書(1885年)をフランス語翻訳している。

マルリアーヴはガブリエル・フォーレの親友であり、ベートーヴェンの弦楽四重奏に関するマルリアーヴのフランス語の初版には、フォーレが序文を寄せている。

フランス陸軍大尉でもあり、第一次世界大戦が勃発したばかりの1914年8月に戦死した。モーリス・ラヴェルは『クープランの墓』においてマルリアーヴを追悼し、第6曲の「トッカータ」をマルリアーヴに献呈した。

1906年マルグリット・ロンと結婚した。

参考文献

  • Joseph de Marliave, Beethoven's Quartets, tr. Hilda Andrews. London and New York, 1928.
  • Joseph Kerman, The Beethoven Quartets. 1966, New York and London, W.W. Norton & Co.