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2008年10月4日 (土) 23:30時点における版

リプレイ (replay) は、ゲームのプレイ内容を再現したもの。

形式の違う2種類のリプレイがある。目的は異なる面もあるが共通点もあり、鑑賞や、プレイの参考とするために行われる。

文章によるもの

プレイ内容を文章にしたものをリプレイと呼ぶ。テーブルトークRPG (TRPG)、歴史シミュレーションゲーム戦略シミュレーションゲームなどで行われる。テーブルゲームコンピュータゲームを問わず行われるが、ただしコンピュータRPGでは、物語に自由度がないためほとんど行われない。

アフターアクションレポート (AAR)、プレイレポートなどとも呼び、ゲームジャンルによって、あるいは同じジャンルでもゲームタイトルによって呼び名が異なる。例えば、TRPGではリプレイと呼ぶ。同じ歴史シミュレーションゲームでも、三國志ではリプレイ、Hearts of IronではAARと呼ぶ。

文体には、登場人物の視点で書かれたもの、プレイヤーの視点で書かれたもの、それらが混在したものがある。特に登場人物の視点で書かれた場合、ファンフィクション(オフィシャルな場合はスピンオフ)の一種と言える。

データによるもの

コンピュータゲームの場合、プレイ内容を自動で記録し、あとで完全に再現することが可能である。これもリプレイと呼ぶ。リプレイのために記録したデータ(リプレイデータ)を単にリプレイと呼ぶこともある。各種シミュレーションゲームアクションゲームで行われる。

ゲームソフトにリプレイ機能がなくても、動画データとして録画再生することはでき、これをリプレイと言うこともある(ただし、リプレイ機能があるゲームでは紛らわしいのであまり言わない)。動画データは自分や仲間内で見るだけなら問題はないが、著作権はゲームソフトの著作権者が有するので、公開するなら著作権者の許諾が必要である。

リプレイデータや動画データは、インターネットで公開されるほか、パッケージソフトとして販売されることもある。高得点プレイや高成績プレイ、プレイ条件に制限を課した縛りプレイやネタプレイ、初心者が参考にするためのプレイなどが好んで見られる。他人に見せるほか、自分で見てプレイの改善点を検討するのにも使われる。