「中央ヨーロッパ時間」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Chobot (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる 追加: ro, sl, th 変更: es, fr
m ロボットによる 追加: hr:Srednjoeuropsko vrijeme
22行目: 22行目:
[[gl:Tempo central europeo]]
[[gl:Tempo central europeo]]
[[he:CET]]
[[he:CET]]
[[hr:Srednjoeuropsko vrijeme]]
[[id:Waktu Eropa Tengah]]
[[id:Waktu Eropa Tengah]]
[[it:Central European Time]]
[[it:Central European Time]]

2008年7月29日 (火) 20:13時点における版

欧州の標準時
欧州の標準時
冬:西ヨーロッパ時間UTC+0
夏:西ヨーロッパ夏時間UTC+1
空色 通年:西ヨーロッパ時間UTC+0
冬:中央ヨーロッパ時間UTC+1
夏:中央ヨーロッパ夏時間UTC+2
黄土 冬:東ヨーロッパ時間UTC+2
夏:東ヨーロッパ夏時間UTC+3
淡黄 通年:カリーニングラード時間UTC+2
通年:極東ヨーロッパ時間モスクワ時間UTC+3

中央ヨーロッパ時間(ちゅうおうヨーロッパじかん、Central European Time - CET)は、協定世界時 (UTC) を1時間進ませた標準時である (UTC+1) 。

なお、夏時間では協定世界時より2時間進み (UTC+2) 、中央ヨーロッパ夏時間 (Central European Summer Time) と呼ばれている。

第二次世界大戦以前の1920年から1940年までの間は、リトアニアでも使われていた。戦時中にドイツが自国の占領した区域に導入させた後、フランスベルギーオランダルクセンブルクではそれがそのまま残った。戦後、モナコスペインアンドラジブラルタルも中央ヨーロッパ時間を導入した。

現在、中央ヨーロッパ時間を使用している国の中には、実際の経度がUTC+1のタイムゾーンから外れている国もあり、スペイン、フランスなど、国土のほとんどがUTC+0のタイムゾーンにあたる経度に位置している。特にスペインガリシア地方西部には、UTC-1のタイムゾーンにあたる経度に位置するところもある。

アイルランドUKでも、1968年から1971年までの間、試験的に導入されたことがあったが、暗い冬の朝に通学する子供の交通事故が増加するなどしたため、すぐに元に戻された。また、ポルトガルでも、1966-1976年、1992-1996年の間、導入されていたことがある。