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2008年6月8日 (日) 21:02時点における版
フライス盤(フライスばん、 milling machine )は、フライスと呼ばれる工具を用いて平面や溝などの加工を行う工作機械。主軸の先端に取り付けた工具に回転を与え、対象物はテーブル上に固定し、工具またはテーブルを工具の回転中心軸と垂直の方向へ動かして切削する。 1818年にアメリカで銃器の部品を作るため、旋盤にカッタを付けたものが始まりのようである。現在、残されている最古のフライス盤は、1820年にアメリカのエリー・ホイットニーが作った小型の横フライス盤である。立フライス盤 (または縦フライス盤) は、1857年にイギリスで作られ、パリの博物館に保存されている。 カッタは、正式には、ミーリングカッタ(milling cutters)と呼ばれる。フェイスミーリングカッタは、正面フライスやフェイスミルと呼ばれ、サイドミーリングは、サイドカッターとよばれる。