「ネタ」の版間の差分

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*核心・本質のこと。(例:[[ネタバレ]])
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*[[アドリブ]]や偶発的な展開によるものではない、前もって'''考えてある'''小話や[[ギャグ]]、[[ジョーク|冗談]]・[[コント]]・[[悪戯|悪ふざけ]]などのこと。特に[[お笑い]]において使われる。ニュアンスとしては[[持ち駒]]に近い。
*[[アドリブ]]や偶発的な展開によるものではない、前もって'''考えてある'''小話や[[ギャグ]]、[[ジョーク|冗談]]・[[コント]]・[[悪戯|悪ふざけ]]などのこと。特に[[お笑い]]において使われる。ニュアンスとしては[[持ち駒]]に近い。
**例えば、その場で思いついたことを言ったりやったりして笑いを取るものはネタとは言わない。また、本人が本気で(真面目に)した言動が、結果として面白かったために、笑いが取れたというものもネタではない。そういったアドリブのギャグに対比して、「(笑いが取れるように)あらかじめじっくり練ってある」、「しばしば'''仕込み'''として関係者間で打ち合わせがなされている」、「繰り返し使うことを前提にストックされている」などの点を満たすものを「ネタ」という。すなわち「作り手の明解な'''意図'''の存在」「事前の準備」「繰り返しの使用」が「ネタ」の要件といえる。特定の人や団体が繰り返し使うとそれはその人の「持ちネタ」となる。
:その場で思いついたことを言ったりやったりして笑いを取るものはネタとは言わない。また、本人が本気で(真面目に)した言動が、結果として面白かったために、笑いが取れたというものもネタではない。そういったアドリブのギャグに対比して、「(笑いが取れるように)あらかじめじっくり練ってある」、「しばしば'''仕込み'''として関係者間で打ち合わせがなされている」、「繰り返し使うことを前提にストックされている」などの点を満たすものを「ネタ」という。すなわち「作り手の明解な'''意図'''の存在」「事前の準備」「繰り返しの使用」が「ネタ」の要件といえる。特定の人や団体が繰り返し使うとそれはその人の「持ちネタ」となる。
**上記が転じて、実話の対義語としての(悪い意味での)「作り話」を指して「ネタ」と呼ぶこともある。
*上記が転じて、実話の対義語としての(悪い意味での)「作り話」を指して「ネタ」と呼ぶこともある。
*フジテレビ系のバラエティ番組。[[ネタでNIGHTフィーバー!!|'''ネタ'''でNIGHTフィーバー!!]]。
*フジテレビ系のバラエティ番組。[[ネタでNIGHTフィーバー!!|'''ネタ'''でNIGHTフィーバー!!]]。
*[[シンナー]]、[[覚せい剤]]等の[[ブツ]]の隠語。
*[[シンナー]]、[[覚せい剤]]等の[[ブツ]]の隠語。

2008年1月27日 (日) 03:51時点における版

ネタとはタネ)の倒語(隠語)で、もとは特定の業種における専門用語であるが、現在は広く巷間に流布している。その発祥の業界が複数であるため、指し示す内容は多岐にわたる。

その場で思いついたことを言ったりやったりして笑いを取るものはネタとは言わない。また、本人が本気で(真面目に)した言動が、結果として面白かったために、笑いが取れたというものもネタではない。そういったアドリブのギャグに対比して、「(笑いが取れるように)あらかじめじっくり練ってある」、「しばしば仕込みとして関係者間で打ち合わせがなされている」、「繰り返し使うことを前提にストックされている」などの点を満たすものを「ネタ」という。すなわち「作り手の明解な意図の存在」「事前の準備」「繰り返しの使用」が「ネタ」の要件といえる。特定の人や団体が繰り返し使うとそれはその人の「持ちネタ」となる。