「白夜書房」の版間の差分

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2007年12月9日 (日) 15:39時点における版

白夜書房(びゃくやしょぼう、Byakuya-shobo Co.,Ltd.)とは、日本出版社の一つ。

現在パチンコを中心としたアミューズメント関連に限れば最大手版元。宝島社が「社員成金計画」で白夜書房の経営方針を参考にし急拡大するなど、出版における独自の手法は研究に値する。

歴史

前身、ビニ本を制作発行し、大人のオモチャ店の経営をしていたグリーン企画が取次を通し雑誌出版社のセルフ出版となり、セルフ出版から別会社として設立されたのが白夜書房といわれる。

昭和60年代くらいまでは、青年娯楽誌を多数発行するアダルト系出版社として知られていたが、現在は一般向け趣味娯楽誌のみへと路線変更、圧倒的な出版市場シェアを誇るパチンコ・パチスロ関連誌を初めとし、競馬競輪などのギャンブル誌各種と「ダンスファン」「楽しい熱帯魚」「オーディション」「野球小僧」などギャンブル以外のジャンルも刊行する準大手出版社となっている。

かつての青年誌の代表作は「写真時代」、文化人が多数執筆したため、現在でもその価値は高い。写真時代は編集業界で名編集者として有名な末井昭(パチンコ必勝ガイド編集人)の出世作でもある。当時も「写真時代」のような雑誌を作る傍ら、一方で音楽・映画・プロレスなど各種趣味娯楽の単行本も多く出しており、文化から本能までの幅広い刊行にはかつてファンも多かった。

かつてのアダルト・サブカルチャー的部門等は旧少年出版社(現・コアマガジン)に一任し(「エロでビルが建つ」の悪評から逃れるためと一部では囁かれた)、現在は一般書のみの刊行を行っている。また同社および系列会社の雑誌広告代理店及び漫画専門書店「まんがの森」を運営する宣伝ルームも子会社の一つである。

代表雑誌

など

外部リンク