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* [http://www.maboroshi-ch.com/edu/ext_40.htm 第31回『背くらべ』] |
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2007年12月7日 (金) 23:01時点における版
『背くらべ』(せいくらべ、脊くらべとも)は、童謡。作詞・海野厚、作曲・中山晋平。
歌詞
- 柱のきずは おととしの
五月五日の 背くらべ
粽(ちまき)たべたべ 兄さんが
計つてくれた 背のたけ
きのふくらべりゃ 何(なん)のこと
やつと羽織の 紐(ひも)のたけ - 柱に凭(もた)れりゃ すぐ見える
遠いお山も 背くらべ
雲の上まで 顔だして
てんでに背伸(せのび) してゐても
雪の帽子を ぬいでさへ
一はやつぱり 富士の山
概要
1923年(大正12年)に発売された『子供達の歌 第3集』が初出。2007年(平成19年)に「日本の歌百選」に選ばれた。
歌詞は端午の節句に背丈を計る子供の視点で書かれている。これは海野の弟の視点から描いていると言われ、「兄さん」が海野である。柱の傷が「一昨年」なのは、「昨年」は海野が東京におり(早稲田大学に在学)、静岡県の実家に帰って来れず、弟の背丈を計ってやることができなかったからである。実家に帰れなかった理由は諸説がある。実家が静岡なので2番の歌詞に富士山が登場し、弟が自分の背丈と比較しているのである。
関連項目
外部リンク
- 背くらべ(自動的に音楽が流れるので注意)
- 背くらべ
- 第31回『背くらべ』
- midi♪背くらべ
- 海野厚作品集