「アンチコドン」の版間の差分

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'''アンチコドン'''とは[[DNA]]、[[RNA]]の[[塩基配列]]において意味を持つ[[コドン]]という三つの塩基配列の型を、合わせるようにして'''対になるコドン'''の事である。
'''アンチコドン'''とは[[デオキシリボ核酸|DNA]]、[[リボ核酸|RNA]]の[[塩基配列]]において意味を持つ[[コドン]]という三つの塩基配列の型を、合わせるようにして'''対になるコドン'''の事である。


塩基配列はA([[アデニン]])、T([[チミン]])(RNA上では代わりにU([[ウラシル]])が存在)、G([[グアニン]])、C([[シトシン]])によって形作られているがそれぞれ'''A - T'''(RNA上ではA - U)、'''G - C'''の対が出来上がる。
塩基配列はA([[アデニン]])、T([[チミン]])(RNA上では代わりにU([[ウラシル]])が存在)、G([[グアニン]])、C([[シトシン]])によって形作られているがそれぞれ'''A - T'''(RNA上ではA - U)、'''G - C'''の対が出来上がる。


つまり'''AGA'''のコドンに対して'''TCT'''がアンチコドンとなる。
つまり'''AGA'''のコドンに対して'''TCT'''がアンチコドンとなる。

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[[Category:分子生物学|あんちことん]]

2004年12月15日 (水) 19:32時点における版

アンチコドンとはDNARNA塩基配列において意味を持つコドンという三つの塩基配列の型を、合わせるようにして対になるコドンの事である。

塩基配列はA(アデニン)、T(チミン)(RNA上では代わりにU(ウラシル)が存在)、G(グアニン)、C(シトシン)によって形作られているがそれぞれA - T(RNA上ではA - U)、G - Cの対が出来上がる。

つまりAGAのコドンに対してTCTがアンチコドンとなる。