「アンチコドン」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
m スタイル
1行目: 1行目:
'''アンチコドン'''とは[[DNA]]、[[RNA]]の[[塩基配列]]において意味を持つ
'''アンチコドン'''とは[[DNA]]、[[RNA]]の[[塩基配列]]において意味を持つ[[コドン]]という三つの塩基配列の型を、合わせるようにして'''対になるコドン'''の事である。
[[コドン]]という三つの塩基配列の型を、合わせるようにして
'''対になるコドン'''の事である。


塩基配列はA([[アデニン]])、T([[チミン]])(RNA上では代わりにU([[ウラシル]])が存在)、G([[グアニン]])、C([[シトシン]])によって形作られているがそれぞれ'''A - T'''(RNA上ではA - U)、'''G - C'''の対が出来上がる。
塩基配列は
A([[アデニン]]),
T([[チミン]])(RNA上では代わりにU([[ウラシル]])が存在),
G([[グアニン]]),
C([[シトシン]])
によって形作られているがそれぞれ
'''A-T'''(RNA上ではA-U)、'''G-C'''の対が出来上がる。


つまり'''AGA'''のコドンに対して'''TCT'''がアンチコドンとなる。
つまり
'''AGA'''のコドンに対して'''TCT'''がアンチコドンとなる。

2004年9月30日 (木) 06:54時点における版

アンチコドンとはDNARNA塩基配列において意味を持つコドンという三つの塩基配列の型を、合わせるようにして対になるコドンの事である。

塩基配列はA(アデニン)、T(チミン)(RNA上では代わりにU(ウラシル)が存在)、G(グアニン)、C(シトシン)によって形作られているがそれぞれA - T(RNA上ではA - U)、G - Cの対が出来上がる。

つまりAGAのコドンに対してTCTがアンチコドンとなる。