浪速製菓

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浪速製菓株式会社
本社(2016年9月)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
501-0473
岐阜県本巣市温井243-4
北緯35度26分5.7秒 東経136度38分11秒 / 北緯35.434917度 東経136.63639度 / 35.434917; 136.63639座標: 北緯35度26分5.7秒 東経136度38分11秒 / 北緯35.434917度 東経136.63639度 / 35.434917; 136.63639
設立 1927年
業種 食料品
法人番号 3200001010165 ウィキデータを編集
事業内容 菓子(飴菓子)製造卸
代表者 山田誠(代表取締役
資本金 1000万円
外部リンク http://www.0728.co.jp/
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浪速製菓(なにわせいか)は、こんぶ飴やこんにゃく入りゼリーなどの菓子を製造する食品会社。本社は、岐阜県本巣市

企業概説[編集]

こんぶ飴などを製造販売する会社で、1927年(昭和2年)に創業し、2007年に創業80周年を迎えた。社名の"浪速"は創業当時大阪市難波に会社があったため。

現在は岐阜県本巣市に本社を置き、岐阜県本巣市に真正工場(営業本部・製造部門)を有する。

商品概説[編集]

「こんぶ飴」[編集]

昆布からできたやわらかいキャンディーで、創業から90年以上、販売されてきた菓子である。原料の昆布については北海道産の日高昆布を使用している。

昔からのこんぶ飴に加え、梅やハニーレモン、チョコレート味などのラインナップがある。

「蒟蒻効果」[編集]

コンニャク芋由来の成分を含み、生きて腸まで届く植物性乳酸菌(ラクリス菌)が入っている。ぶどう味・りんご味があり、ビニールの小包装になっている。しかし喉詰まり事故によっての製造・販売停止が発表された。

こんにゃくゼリーについては、こんにゃくゼリーも参照のこと。

主な製品[編集]

こんぶ飴[編集]

  • 北海のこんぶ飴
  • 梅昆布の里
  • ごま昆布
  • 黒糖こんぶ
  • ソフトこんぶ飴[1]
  • こんぶ飴レトロ調
  • 蒟蒻効果(こんにゃくこうか)

蒟蒻効果[編集]

  • 蒟蒻効果 ぶどう味
  • 蒟蒻効果 りんご味

窒息事故をうけて[編集]

  • こんにゃく入りゼリーはゼラチンのものに比べて弾力性が高く、一口ずつ噛み切って食べるようにパッケージへの記載や、形状等の工夫がはかられていた。
  • 同社のコンニャクゼリーは2007年に発売し、2008年8月26日に販路の拡大を目指すと発表したが[2]、こんにゃく入りゼリーによる死亡事故が相次いだのを受け、業界の取り組みを受けて11月に製造を中止した。2009年3月3日、同社はこんにゃくにかわり、寒天を原材料に使ったゼリーの製造、販売を始めた。
  • 野田聖子消費者行政担当相は2008年10月、業界最大手であるマンナンライフ内閣府に呼び(2008年9月に起きた事故は同社製のものだったがそのほかについては不明)、マンナンライフは製造していた蒟蒻畑の製造を一時停止すると発表[3]。その後、同年11月26日にマンナンライフのWebサイトにおいて製造販売を再開すると発表し[4]12月5日から流通を再開した。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ソフトこんぶ飴”. 浪速製菓株式会社. 2023年5月22日閲覧。
  2. ^ 浪速製菓がコンニャクゼリー新製品で販売ルート開拓(指定したページが見つかりません)”. 中部経済新聞社. 2023年5月22日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ マンナンライフ、こんにゃく入りゼリー「蒟蒻畑」の製造中止を決定、製造再開は未定”. GIGAZINE. 2023年5月22日閲覧。
  4. ^ マンナンライフ、こんにゃく入りゼリー「蒟蒻畑」の販売を再開へ”. GIGAZINE. 2023年5月22日閲覧。

外部リンク[編集]