江村剛
表示
江村 剛(えむら つよし)は、日本の土木工学者。関西エアポート執行役員[1]。関西空港調査会航空需要に対応した空港運用研究会メンバー。土木学会フェロー・2024理事[2]。
略歴
[編集]1992年大阪工業大学大学院工学研究科土木工学(現:都市デザイン工学)専攻修士課程修了。同年、関西国際空港入社。同空港建設事務所技術・設計グループにて、関西国際空港における地盤工学・地盤情報システムの研究に従事。2017年関西エアポート技術部次長。2021年同社関西国際空港T1リノベーション部長などを経て、同社執行役員に就任。2024年土木学会理事。長年に渡り一貫して、関西国際空港における数々のプロジェクト(2期工事[3]、第1ターミナルリノベーション[4]、24時間運用海上空港の実現等[1])に携わっている。
主な所属団体は、土木学会、地盤工学会、関西空港調査会、日本第四紀学会など。
主な研究
[編集]- 関西国際空港における地盤挙動予測への地質学からのアプローチ : 京都大学理学部・京都大学防災研究所との共同研究[5]
- 関西国際空港建設における地盤情報データベースの構築と活用
- 関西国際空港埋立による洪積層の沈下と水圧挙動
- 関西国際空港連絡橋タンカー船衝突による大破からの復旧
- 関西国際空港2期空港島深層ボーリングコア(KIX18-1)の色変化のデジタル化