森田雄三

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森田 雄三(もりた ゆうぞう、1946年 - 2018年10月29日[1])は、日本演出家

来歴・人物[編集]

石川県白山市出身[2]

金沢美術工芸大学に入学した年、劇団雲の金沢公演を鑑賞し、出演者の小池朝雄仲谷昇らと語らう機会を得る[3]。翌年中退[4]

上京し、その劇団雲に入る。芥川比呂志主演の「リヤ王」に台詞なしの兵隊役で出演。金沢弁が抜けないことを指摘されたのが契機で[5]、翌年クビとなる[4]

演劇学校のアクターズスタジオで会計係をしていた時に、イッセー尾形と出会う[6][7]

1970年自由劇場の公演で初戯曲「ボクシング悲歌」を演出[8]

1980年から「イッセー尾形のこれからの生活 2012 in 真夏のクエスト」まで、イッセー尾形の一人芝居演出を手がけた[1][9]

1989年マクベス銀座セゾン劇場、主演:山﨑努)を演出[10]

1990年、イッセー尾形プラスワンシアターを設立[11]

2006年兵庫県高砂市の教師と共にワークショップで芝居を作る。スイス国立演劇学校(HMT)の教授となる[2]

2018年10月29日肺炎のため死去(享年72歳)[1]

著書[編集]

  • 『間の取れる人 間抜けな人 人づき合いが楽になる』(祥伝社新書、2007年5月24日、ISBN 439611074X
  • 『人生は、なんとかなるものである』(PHP研究所、2013年1月30日、ISBN 456980957X

共著[編集]

脚注[編集]

関連人物[編集]

外部リンク[編集]