松村努

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松村 努(まつむら つとむ、1968年4月9日 - )は、日本漫画家大阪府枚方市出身。

経歴[編集]

1988年1月14日に発売された『少年KING増刊号』(少年画報社)に掲載された『コーキ君の彼女』で19歳の時にデビュー。同年4月に20歳になった後、本誌『少年KING』にて『ぶっとび生徒会』で連載開始するも6回目で雑誌が休刊。翌年『月刊少年コミック』(少年画報社)で『ガソリン番長』を連載、この作品で初めて単行本を出した。1990年、自身で持ち込んだ『PATI-PATI』で第3回少年サンデーコミックスグランプリ入賞、同作で1991年1月小学館から再デビューし連載。1995年から『月刊コロコロコミック』(小学館)で『BiNGO!』を連載開始。松村としては最長の連載で代表作となった。単行本は全5巻で台湾版も発売された。また、中部電力から配布された漫画『アミクスエルゴン』は単行本で4巻にわたり文庫化もされた。『アミクスエルゴン ウラシマ伝説』と題してPCゲーム化もされた。 漫画以外にも趣味で(ペンネーム「花丸敏吾」[1]名義)カスタムキューピー作品を多数発表。当時投稿していた「月刊ハイパーホビー」では『カスタムキューピーマイスター』の称号を受ける。 同じく「花丸敏吾」[1]名義でフジテレビ系で放映されたアニメ「パチスロ貴族 銀」のコミカライズ作品を担当。この作品は現在も電子書籍として読むことが出来る。 体調を崩し、しばらく療養してからは雑誌掲載はないものの作品自体は現在も描いている模様。

2020年1月より、実弟と組んだソフビ制作ユニット「松村魂」でオリジナルデザインのソフビの制作販売をスタートして勢力的に活動中。(2024年4月現在)

作品リスト[編集]

参考文献[編集]

  1. 『BiNGO!』奥付 小学館

脚注[編集]

  1. ^ a b c 自身の代表作「BINGO!」の主人公の名前と同一である。

外部リンク[編集]