新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団

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新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団(しんにほんビージーエムフィルハーモニーかんげんがくだん、英語:New Japan BGM Philharmonic Orchestra)は、日本にあるオーケストラの1つ。通称「BGMフィル」、「NJBP」。非営利任意団体である。

ゲーム音楽を演奏する日本最初のプロオーケストラ、日本BGMフィルハーモニー管弦楽団(以下日本BGMフィル)の流れを受けた後継団体である[1]

成り立ち[編集]

日本BGMフィルが2012年7月に発足するも、2014年3月末で解散となる。その後、日本BGMフィルの発起人であり指揮者の市原雄亮が中心となり、日本BGMフィルの理念と理想を引き継ぐため、在籍していた有志と共に2014年7月に新たに立ち上げられた[1][2]

オーケストラの形態[編集]

様々な制約に縛られず、より柔軟で自由な活動をするという理由で、法人ではなく非営利任意団体の形をとり、自主運営団体としてインディーズオーケストラを名乗っている[1]。在籍している奏者は、いずれもプロの音楽家で構成されており、最新ゲームのBGMのレコーディングに参加しているメンバーも多い[1]。コンサートごとに奏者を外部から招聘するのではなく、プロの固定メンバーを擁して活動するゲーム音楽オーケストラという意味では、日本BGMフィルを継ぎ日本初である。

コンサート[編集]

NJBP+
月に1度、カフェやバーなど小規模なスペースで行っているコンサート。
ライブを見に行く感覚を重視するため、曲目は非公開としている。
2014年11月より開始された。
NJBP Live!
3か月に一度程度の頻度で行う予定の中規模のコンサート。
NJBP+よりも出演者の数が増え、規模が大きく、作曲家などゲストを招いたトークを聞くことができるのも特徴である。
2015年4月より開始が予定されている。

特色[編集]

幅広い選曲でコンサートを開催している。こうした特色は日本BGMフィル時代から一貫している。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団とは - 新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団
  2. ^ ニュースリリース - 新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団 2015年3月15日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]