影本浩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

影本 浩(かげもと ひろし)は、東京大学名誉教授海洋工学環境学研究者。工学博士(東京大学)。

専門は、波浪中の船舶や海洋構造物の運動、人工魚の設計、河川水の浄化、水を利用した焼却炉排出ガスの浄化、エアロゾルの大気中の動態、洋上風力発電システム開発など。

来歴・人物[編集]

広島市に生まれる[1]修道高等学校を経て[2]、1976年東京大学工学部船舶工学科卒業。1978年東京大学工学系研究科船舶工学専攻修士課程修了(工学修士)。その後、運輸省船舶技術研究所研究官、マサチューセッツ工科大学客員研究員、科学技術庁研究開発局専門職を経て、1989年東京大学大学院工学系研究科船舶海洋工学専攻助手、1992年同助教授、1996年マサチューセッツ工科大学客員助教授、1999年東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学研究系教授に就任。2014年任期満了により退職し、東京大学大学院特任教授となる[3]。2016年東京大学名誉教授[4]

著書[編集]

  • 『超大型浮体式構造物』(共著)(成山堂、1995年)
  • 『実践 浮体の流体力学 後編ー実験と解析』(共著)(成山堂書店、2003年)
  • 『環境システム学の創る世界 シリーズ<環境の世界>』(共著)(朝倉書店、2011年)

脚注[編集]

関連項目[編集]