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川股重也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
生誕 日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人
活動期間 20世紀 - 21世紀
肩書き 工学博士
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川股 重也(かわまた しげや、1931年 - ) 構造家。東北工業大学名誉教授[1][2]。制振構造の先駆者的研究者[3]

経歴

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山形県生まれ。旧制山形高校から、東北大学工学部建築学科に進学し、1955年 に2年休学を経て卒業。大学院進学。坪井善勝研究室所属。

1963年 東北大学大学院博士課程修了。1966年 東京大学生産技術研究所助教授。 1976年 東北工業大学工学部建築学科教授[4][5]。1988年科学技術庁長官賞受賞[6]。1998年度日本建築学会東北支部功労者表彰[7]。 2002年 退任。2007年、山形工科短期大学校学校長就任[8](2011年まで)。

プレキャストコンクリート扁平梁及びその架設工法で特許登録[9]

著書に、シェル構造解析(コンピュータによる構造工学講座 / 日本鋼構造協会編、培風館 1974年)などがある。

訳書に『構造設計データブック』 (ウリッキー (著) 新科学出版社、1977年) 有限要素法の基礎(Robert D. Cook 著、科学技術出版)などがある。

脚注

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  1. ^ https://www.ipsj.or.jp/03somu/shibu/sokai/shibusokai2005/tohoku2005.pdf
  2. ^ 活躍する工大人”. www2.odn.ne.jp. 2020年3月3日閲覧。
  3. ^ http://koudai-dousoukai.net/newsletter/pdf/14kodaijin_18.pdf
  4. ^ 自然災害データベース -SAIGAI-”. maple.dpri.kyoto-u.ac.jp. 2020年3月3日閲覧。
  5. ^ 伊東豊雄,小野田泰明,小西泰孝,佐々木睦朗,難波和彦. “佐々木睦朗 構造デザインの射程 ──せんだいメディアテークからの20年”. 10+1 website. 2020年3月3日閲覧。
  6. ^ 杜春会|東北大学工学部建築学科同窓会
  7. ^ 支部功労者(個人会員) 一覧”. news-sv.aij.or.jp. 2020年3月3日閲覧。
  8. ^ 山形工科短期大学校”. 山形工科短期大学校. 2020年3月3日閲覧。
  9. ^ 特開1994-057879号 プレキャストコンクリート扁平梁及びその架設工法 - j-platpat”. j-platpat. 2022年3月10日閲覧。

出典等

  • 清溪第 143 号
  • Particular Solution of Cylindrical Shells,Part 1:An Exact Solution in the Form of Single Seriese」(日本建築学会論文報告集・第263号,昭和53年1月)