コンテンツにスキップ

川桐信彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

川桐 信彦(かわぎり のぶひこ、1932年8月24日 - )は、日本の詩人文筆家東大寺乱(おさむ)の筆名を持ち文芸活動を行う。

経歴

[編集]

熊本県出身。1959年慶應義塾大学文学部美学科卒、1960年日本PKO映画でコピーライターとして映画宣伝に携わる。その後東京神学大学卒業、京都大学大学院修士課程修了。

1968年日本リーダーズダイジェスト社勤務。1971年東横学園女子短期大学講師、劇団「黒」主宰。1972年細田久雄と共同で表現舎を設立。

1973年カツヤマキカイ取締役、1983年ベロメタル・ジャパンを設立し社長。

2005年「ティリッヒの芸術神学」で京大文学博士

著書

[編集]
  • 表現の美学 人間性奪回と表現力の問題(紀伊国屋新書 1970年)
  • 脱獄の美学(表現舎 1983年5月)
  • 「美」意識について(長征社 1986年5月)
  • 砂漠を走る 東大寺乱詩集(沖積舎 1987年12月)
  • 行動する画家 印象派よりポップ・アートまで(東大寺乱名義 沖積舎 1988年11月)
  • 毎日が祭り(東大寺乱名義 沖積舎 1989年11月)
  • ジュネーヴのハックルベリィ・フィン(東大寺乱名義 沖積舎 1991年10月)
  • 美学大全 表現者の美意識(東大寺乱名義 沖積舎 1992年12月)
  • ラビリントス 迷宮頌 詩集(東大寺乱名義 沖積舎 1996年3月)
  • 岡本太郎 芸術は爆発か(沖積舎 2000年11月)

参考

[編集]
  • 現代日本人名録2002
  • 表現の美学