川口政明
表示
川口 政明(かわぐち まさあき、1951年11月19日 - )は、日本の元裁判官。東京大学卒業。最高裁判所調査官、名古屋高等裁判所判事、東京地方裁判所部総括判事、横浜地方裁判所部総括判事(第6刑事部)、東京高等裁判所判事(第4刑事部)、福岡高等裁判所部総括判事(第3刑事部)などを経て、2015年9月から福島家庭裁判所長[1]。
経歴
[編集]- 1977年(昭和52年):司法修習生
- 1979年(昭和54年)4月9日:東京地方裁判所判事補[1]
- 1982年(昭和57年)4月9日:東京地方裁判所判事補・東京簡易裁判所判事[1]
- 1983年(昭和58年)8月1日:最高裁判所事務総局刑事局付(東京地方裁判所判事補・東京簡易裁判所判事)[1]
- 1985年(昭和60年)8月1日:東京家庭裁判所判事補・東京簡易裁判所判事[1]
- 1986年(昭和61年)4月1日:津地方裁判所・津家庭裁判所四日市支部判事補、四日市簡易裁判所判事[1]
- 1989年(平成元年)4月1日:東京地方裁判所判事補・東京簡易裁判所判事[1]
- 1989年(平成元年)4月9日:東京簡易裁判所判事・東京地方裁判所判事[1]
- 1990年(平成2年)11月26日:最高裁判所調査官(東京簡易裁判所判事・東京地方裁判所判事)[1]
- 1993年(平成5年)4月1日:最高裁判所調査官(東京地方裁判所判事)[1]
- 1995年(平成7年)4月1日:名古屋地方裁判所判事[1]
- 1996年(平成8年)4月1日:名古屋高等裁判所判事[1]
- 1999年(平成11年)4月1日:東京地方裁判所判事[1]
- 2002年(平成14年)9月18日:東京地方裁判所部総括判事(刑事第16部)[1]
- 2008年(平成20年)4月1日:横浜地方裁判所部総括判事(第6刑事部)[1]
- 2010年(平成22年)4月1日:東京高等裁判所判事(第4刑事部)[1]
- 2013年(平成25年)3月22日:福岡高等裁判所判事(第3刑事部)[1]
- 2015年(平成27年)9月28日:福島家庭裁判所長[1]
- 2016年(平成28年)11月19日 定年退官[1]
主な担当訴訟
[編集]- 2003年12月24日、弁護士・安田好弘の強制執行妨害事件で安田に対し無罪を言い渡した[2]。
- 2006年3月30日、日歯連闇献金事件の裁判で、村岡兼造元官房長官に無罪判決を言い渡した[3]。
- 2006年12月26日、耐震強度偽装関連事件の裁判で、元一級建築士Aに懲役5年、罰金180万円の実刑判決を言い渡した[4]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s “裁判官情報 川口政明”. 新日本法規WEBサイト. 新日本法規 (2018年11月21日). 2019年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月21日閲覧。
- ^ “オウム松本被告主任弁護人・安田弁護士に無罪 東京地裁”. 朝日新聞. (2003年12月24日). オリジナルの2004年2月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ “村岡元長官に無罪判決 1億円ヤミ献金事件”. 朝日新聞. (2006年3月30日) 2006年4月1日閲覧。
- ^ “「大変という感じ、伝わらぬ」 A被告に裁判長説諭”. 朝日新聞. (2006年12月26日). オリジナルの2007年2月10日時点におけるアーカイブ。