山下喜兵衛
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山下 喜兵衛(やました きへえ、1867年3月1日(慶応3年1月25日[1]) - 1936年(昭和11年)5月12日[2])は、明治から昭和時代前期の政治家、実業家。貴族院多額納税者議員。
経歴
[編集]山下甚兵衛の長男として後の鹿児島県に生まれ[3]、1893年(明治26年)11月、家督を相続する[1]。家業の呉服商「山下呉服店」[4]を継ぐ[3]。1898年(明治31年)鹿児島市会議員に当選[2]。ついで鹿児島県会議員、鹿児島市商業会議所議員、鹿児島郵船取締役、鹿児島実業新聞社、鹿児島電気、鹿児島貯蓄銀行各監査役などを歴任した[2]。
鹿児島県多額納税者に列し、1915年(大正4年)時点で直接納税額が3200円に上った[1]。1911年(明治44年)には多額納税者として貴族院議員に互選され、同年9月29日[5]から1914年(大正3年)6月6日[6]まで在任した[2]。
脚注
[編集]- ^ a b c 人事興信所 1915, や77頁.
- ^ a b c d 衆議院、参議院 編 1960, 218頁.
- ^ a b 人事興信所 1928, ヤ101頁.
- ^ 『大正人名辞典 第3版』689頁。
- ^ 『官報』第8485号、明治44年9月30日。
- ^ 『官報』第555号、大正3年6月8日。
参考文献
[編集]- 人事興信所 編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年 。
- 東洋新報社編『大正人名辞典 第3版』東洋新報社、1917年。
- 人事興信所 編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年 。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第1』大蔵省印刷局、1960年 。