小川弘貫
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小川 弘貫 (おがわ こうかん、1905年12月26日 - 1974年4月10日)は、日本の曹洞宗の僧侶、駒澤大学教授、駒沢女子短期大学初代学長。専門は如来蔵思想。
略歴
[編集]- 1905年 佐賀県藤津郡鹿島村(現、鹿島市)の瑞田寺に生まれる
- 1918年 北鹿島村尋常小学校を卒業
- 1925年 鹿島中学校卒業
- 1927年 駒澤大学予科卒業
- 1930年 駒澤大学仏教学科卒業、大谷大学に内地留学
- 1931年 幹部候補生として近衛師団に入隊
- 1934年 駒沢高等女学校教諭に就任
- 1937年 駒澤大学講師に就任
- 1938年 広東省に出征
- 1949年 同大助教授に昇任
- 1950年 駒沢学園女子中学高等学校教頭に昇任
- 1954年 同大教授に昇任
- 1957年 学校法人駒澤学園理事長に就任
- 1961年 文学博士号を授与される
- 1965年 駒沢女子短期大学初代学長に就任
- 1974年 同短期大学入学式にて学長挨拶の直後に立ったまま亡くなる
著書
[編集]- 『中国如来蔵思想研究』(中山書房仏書林、1976年)
- 『圜悟心要講話 道元禅の要諦』(中山書房仏書林、1979年)
- 『唯識と道元禅の要諦』(中山書房仏書林、1986年)
博士論文
[編集]- 『如来蔵説の研究』(駒澤大学、1961年)
追悼集
[編集]- 『追慕小川弘貫先生』(駒沢学園、1974年)
論文
[編集]参考文献
[編集]- 「小川弘貴博士 略年譜」(『駒沢女子短期大学研究紀要』8、1974年)