安村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やすむら
安村
廃止日 1955年7月1日
廃止理由 新設合併
古市町安村安古市町
現在の自治体 広島市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 広島県
安佐郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 4,950
国勢調査、1950年)
隣接自治体 安佐町緑井村、古市町、祇園町沼田町
安村役場
所在地 広島県安佐郡安村大字上安
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

安村(やすむら[1][2])は、広島県安佐郡にあった。現在の広島市安佐南区の一部にあたる。

地理[編集]

村の中央を安川が東へ貫流していた[2]

歴史[編集]

  • 1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行により、沼田郡大町村、中須村、相田村、上安村、高取村、長楽寺村が合併して村制施行し、安村が発足[1][2]。旧村名を継承した大町、中須、相田、上安、高取、長楽寺の6大字を編成[2]
  • 1898年(明治31年)10月1日、郡の統合により安佐郡に所属[1][2]
  • 1930年(昭和5年)安郵便取扱所開設[2]
  • 1955年(昭和30年)7月1日、安佐郡古市町と合併し、安古市町を新設して廃止された[1][2]

地名の由来[編集]

古くに安ノ庄の一部であったとの伝承があるため[2]

産業[編集]

  • 農業、養蚕、畳表、藁製品[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 『市町村名変遷辞典』806頁。
  2. ^ a b c d e f g h i 『角川日本地名大辞典 34 広島県』829-830頁。

参考文献[編集]

関連項目[編集]