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天理教境分教会

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天理教境分教会(てんりきょうさかいぶんきょうかい)は、日本の宗教法人

所在地

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鳥取県境港市中町9[1]

沿革

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本分教会の開設については、『境港沿革史』には「神道天理教会河原町分教会小浜支部境出張所 明治29年12月28日設立許可[2]同30年11月3日創設[2]同42年4月5日天理教河原町大教会小浜分教会境支教会ト改称ス[2]」と記録されている[1]

鳥取県西伯郡境町中町9番地の天理教河原町大教会小浜分教会境支教会について、1939年(昭和14年)公布の宗教団体法による届書(昭和10年起「社寺関係綴」境町役場)によると「1934年12月31日現在の信徒戸数は732戸、教徒数は男32名、女38名、信徒数は男1774名、女1880名、総計3724名」である。設立者兼担任教師は西村長太郎[3]で、当時の境町長は野坂寛治である[3]

次いで、天理教境分教会の社会事業については(結社台帳関係)、孤児収容保護育成 孤独貧困者救済がある[3]

(1)境区司法保護委員会 発足 - 1941年(昭和16年)6月9日[3]

(2)境青少年相談所本部 発足 - 1945年(昭和20年)4月1日 犯罪防止、青少年保護、釈放者の保護教化、職業あっせん[3]

(3)栴檀(せんだん)保育園 設立 - 1927年(昭和2年)7月1日(昭和2年の設立者は、別人で、分教会としての開設は、1940年(昭和15年)10月1日である[4]1942年(昭和17年)から町の要請で、右保育園名を継承したという[4])。活動内容は乳幼時の保護育成、育児相談母の会、園児39名(昭和22年現在)[4]

脚注

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  1. ^ a b 『境港市史 下巻』512頁。
  2. ^ a b c 『境港沿革史』153頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年10月14日閲覧。
  3. ^ a b c d e 『境港市史 下巻』513頁。
  4. ^ a b c 『境港市史 下巻』514頁。

参考文献

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  • 小泉憲貞 編『境港沿革史』小泉憲貞、1915年。
  • 『境港市史 下巻』境港市、1986年。