大川正彦

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大川 正彦(おおかわ まさひこ、1965年 - )は、日本政治学者。専攻は、政治理論政治思想史。東京外国語大学総合国際学研究院(国際社会部門・国際研究系)教授。

経歴[編集]

1988年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。

1991年早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。1994年、同博士後期課程単位取得退学

東京外国語大学外国語学部助教授、教授を経て、東京外国語大学総合国際学研究院(国際社会部門・国際研究系)教授。

精神を病んでアルコール依存症に陥り入院したことを、東京外国語大学公式サイトの自己紹介欄に書いている[1]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『正義』(思考のフロンティア)(岩波書店、1999年)
  • 『マルクス――いま、コミュニズムを生きるとは?』(日本放送出版協会、2004年)

共編著[編集]

訳書[編集]

  • マイケル・ウォルツァー『解釈としての社会批判――暮らしに根ざした批判の流儀』(風行社、1996年)
  • テッサ・モーリス=鈴木『辺境から眺める――アイヌが経験する近代』(みすず書房、2000年)
  • リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯――リベラル・ユートピアの可能性』(岩波書店、2000年)
  • マイケル・ウォルツァー『寛容について』(みすず書房、2003年)
  • マイケル・ウォルツァー『道徳の厚みと広がり――われわれはどこまで他者の声を聴き取ることができるか』(風行社、2004年)

脚注[編集]

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