分離派
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分離派(ぶんりは)
- イングランド国教会の分離派 - イングランド国教会から分かれたプロテスタントの諸教派。
- 正教の古儀式派(分離派) - 分離派(ラスコーリニキ)とは、ロシア正教会の古い奉神礼を正統なものとみなし守る人々(古儀式派)を主に指す。「分離派」は蔑称であるとされ、古儀式派自身は使用せず、主流派正教会の側も、近年では「分離派」の呼称を避けている[1](但し主流派側から使われなくなったわけではない[2])。霊的キリスト教、カタコンベ系諸正教会の諸教派及びその他の諸教派等の、主流派のロシア正教会を離れて形成された教派一般に対しても使用されることがある[2]ため、正確に言えば「分離派」は「古儀式派」よりも広い概念である[3]。
- ゼツェシオン(分離派) - 19世紀末から20世紀始めにかけてのドイツ語圏の芸術運動のグループ。ゼツェッシオン、セセッション、ゼツェッションとも。
- 分離派建築会 - 日本で大正時代に新しい建築を目指して活動を行った青年建築家のグループ。山田守、堀口捨己らが参加。
- 写真分離派 - ニューヨークで活動したピクトリアリスムの写真家のグループ。フォト・セセッション参照。
脚注
[編集]- ^ http://www.orthodoxjapan.jp/history.html
- ^ a b http://www.anti-raskol.ru/
- ^ 安村仁志 「古儀式派と諸宗教セクトとの関係」『ロシア語ロシア文学研究 』(20), 103-104, 日本ロシア文学会 1988年(https://ci.nii.ac.jp/naid/110001249196)