コンテンツにスキップ

伊根町営バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
車両

伊根町営バス(いねちょうえいバス)は、京都府与謝郡伊根町が運行していたコミュニティバス2004年4月運行開始[1]丹後海陸交通(丹海バス)に運行を委託している[1]。略称は「伊根バス[1]。2022年3月31日をもって廃止。交通空白地有償運送「予約型乗合事業」(愛称「いねタク」)の運行に移行した。

概要

[編集]

2000年よりコミュニティバスとして診療所の通院バス・スクールバスとして運行していた[2]が、一般住民も利用できるよう、2004年平成16年)4月1日から町営バスとして運行を開始した。

運行日は系統によって異なり、月 - 金曜日運行、土曜日運行、登校日運行、冬期運休などがある。長延本庄線と畑谷本庄線の全線、及び本庄筒川線と筒川伊根線の一部については、乗車前日までに丹海バスへの予約が必要である。

利用者数の減少などの理由により2022年3月31日をもって廃止。翌4月1日より予約型乗合事業(愛称「いねタク」)の運行に移行した[2]

運賃

[編集]
  • 大人:150円
  • 小人は大人料金の半額。10円未満の端数は切り上げ。
  • 障害者は手帳提示で半額となる。
  • 伊根町在住者が診療所へ通院する場合は半額となる。

路線

[編集]
  • 本庄筒川線:寺領 - 本庄診療所(一部予約運行)
  • 筒川伊根線:寺領(野村) - 伊根診療所(一部予約運行)
  • 野室本庄線:野室 - 本庄診療所
  • 長延本庄線:長延 - 本庄診療所(予約運行)
  • 畑谷本庄線:畑谷 - 本庄診療所(予約運行)

車両

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 土居靖範「自治体による生活交通再生の評価と課題(I)― 京都府内地方部における乗合バスに焦点をあてた検証 ―」『立命館経営学』第48巻6号、2010年3月、p.63-77。立命館大学(p.65「表1-1 京都府内市町村別乗合バス事業者(2009年12月現在)」参照。
  2. ^ a b 伊根町「いねタク」 ドアからドア、楽々移動 観光利用可「乗って公共交通残そう」 /京都 - 毎日新聞 2022年4月3日

関連項目

[編集]