伊東洋三

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伊東 洋三(いとう ようぞう、1943年 - )は、日本経済学者、専修大学名誉教授。専修大学情報科学研究所所長、経営研究所所長、ネットワーク情報学部学部長などを歴任。

経歴[編集]

「専修ネットワーク&インフォメーション(伊東洋三教授 退職記念号)」[1]に基づき経歴を記述する。

業績・著書[編集]

  • 「不確実性のもとでの意思決定」、数理科学、1970年1月
  • (共著)『競争社会のゲーム理論』、勁草書房、1970年10月
  • (共著)『経済数学のすすめ』、日科技連、1972年4月
  • (共著)『計画と決定』、学習研究社、1972年10月
  • 「不動点定理と市場均衡」、数理科学、No.116, 1973年1月
  • 「分離定理とミニマックス定理」、数理科学、No.117, 1973年2月
  • 「確率係数線形確率モデルの統計的推測」、日本統計学会、 1974年7月

専修大学における教育研究[編集]

伊東洋三は、計量経済学、ゲームの理論など文系と理系をつなぐ分野が専門で、専修大学においても情報教育に熱心な研究者であった。教育者としては、後輩や学生のことをよく記憶しており、面倒見の良い教員であった。

参考文献[編集]

  1. ^ 「専修ネットワーク&インフォメーション 伊東洋三教授 退職記念号」専修大学ネットワーク情報学会、No.22,2014年
  2. ^ 「昭和41・42年度学位授与・単位修得論文」