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レーマン表示(英: Lehmann representation)とは、場の理論における2点グリーン関数(1粒子グリーン関数)のスペクトル表示(積分表示)のことを指す。
2点因果グリーン関数、2点遅延グリーン関数、2点先進グリーン関数のフーリエ変換をとすると、次のようなレーマン表示が成り立つ[1]。
ここではのフーリエ変換である。はのフーリエ変換であり、スペクトル関数と呼ばれる。
- ^ 西川恭治, 森弘之『統計物理学 (朝倉物理学大系)』朝倉書店、2000年。ISBN 4254136803。