レ・ディタリア級装甲艦
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レ・ディタリア級装甲艦 | |
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艦級概観 | |
艦種 | 装甲艦 |
艦名 | |
前級 | プリンチペ・ディ・カリニャーノ級 |
次級 | レジナ・マリア・ピア級 |
性能諸元 | |
排水量 | 常備:5,700トン 満載:6,180トン |
全長 | 99.6m 垂線長:84.3m |
全幅 | 16.6m |
吃水 | 6.7m |
機関 | 形式不明石炭専焼角缶6基 +振動レシプロ機関1基1軸推進 |
最大出力 | 1,800hp |
最大速力 | 12.0ノット(機関航行のみ) |
航続距離 | -ノット/-海里 |
燃料 | 800トン(石炭) |
乗員 | 25名(士官) 525名(科員) |
兵装 | 20.3cm(72ポンド)鋼製単装ライフル砲2基 20.3cm(72ポンド)鉄製単装滑腔砲4基 16.4cm鉄製単装ライフル砲30基 |
装甲(鉄製) | 舷側:120mm 砲郭:-mm 司令塔:-mm |
レ・ディタリア級装甲艦 (Fregate corazzate della classe Re d'Italia) とはイタリア海軍が1860年代に購入した装甲艦の艦級である。イタリア海軍では一等装甲蒸気フリゲートと分類していた。
概要
[編集]まだ国内の工業力が未発達であったイタリアは宿敵オーストリア=ハンガリー帝国海軍に対抗すべく、アメリカに装甲艦2隻を発注した。これは本級である。この当時のアメリカ合衆国は南北戦争中で海軍は未発達であり、そのために本級は木造艦に鉄板を要所に貼り付けた様式となった。
本艦の基本構造は鉄製で3本のマストと一本煙突と艦首に装備された衝角を持つ装甲フリゲートとしてアメリカで設計・建造された。船体側面部に120mm装甲板が張られた砲廓(ケースメート)を持ち、20.3cm(76ポンド)鋼製ライフル砲を単装砲架で片舷1基ずつ計2基と20.3cm(72ポンド)鉄製滑腔砲を単装砲架で片舷2基ずつ計4基と16.4cm鉄製ライフル式単装砲を片舷15基ずつ計30基を配置した。
同型艦
[編集]1861年11月21日にアメリカ、ニューヨーク、ウィリアム・ウェップ造船所にて起工、1863年4月18日進水、1864年9月18日竣工、1866年7月20日にリッサ海戦で戦没。
1861年12月にアメリカ、ニューヨーク、ウィリアム・ウェップ造船所にて起工、1863年8月29日進水、1864年3月12日竣工、1875年3月31日に除籍。艦名「ポルトガル王」はルイス1世に因む。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 「世界の艦船増刊第41集 イタリア戦艦史」(海人社)
- 「Conway All The World's Fightingships 1860-1905」(Conway)
外部リンク
[編集]- Re d'Italia本級の説明