レシーバー (バレーボール)
バレーボールの ポジション |
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レシーバー(英: Reciever)は、バレーボールにおけるポジション名の一つ。その頭文字から R と略表記されることがある[1][注 1]。これは、日本での呼び名である(#ディフェンシブ・スペシャリストを参考)。
その試合においてリベロ登録ではない[2][3]、レシーブ(サーブレシーブとスパイクレシーブの守備)要員のことである。
概要
[編集]古くはピンチレシーバー、現在ではリリーフレシーバー[4]とも呼ばれ、主にセットの途中で起用されてコートに入る。
攻撃を得意としないレシーバーは、自分のローテーションが前衛にまわって来た時点で元の選手と交代し、その役目を終える。
後衛でのレシーブ専門選手を認める「リベロ制」が導入されていることもあり、他のポジションと違って、リベロ以外のレシーブ要員はあえて用意しないチームも多い。
一方、オリンピックなど、国際大会におけるナショナルチームでも置かれる場合がある[5]。
その他の呼称
[編集](明らかに他の選手よりも身長・最高到達点が低かったりなど)その選手の実際の役割がレシーバーであっても、分類上・表記上はWS(ウイングスパイカー)とすることもある[6][7][8]。
それに関しては、リベロはローテーションが後衛となったMBの替わりにコートに入るのが一般的なのに対し、レシーバーはWS(ワンセッターのチームの場合WSは計3人)の誰かと交代することが多いことが、理由の一つとして考えられる。
ディフェンシブ・スペシャリスト
[編集]アメリカ合衆国内では、ルール上、選手交代回数が無制限のバレーボールリーグも多くあり、リベロ以外のレシーブ要員の出場機会が見られる。この選手(のポジション)は、ディフェンシブ・スペシャリスト (Defensive Specialist) と呼ばれることがある[9]。
一方、国際バレーボール連盟(FIVB)主催の大会では、1セットあたりの選手交代回数が制限されている。そのためか、例えばFIVB発行のロンドンオリンピックメディアガイドの「ポジション紹介ページ」には、ディフェンシブ・スペシャリストの記載は無い[10]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 中継番組の選手紹介テロップでは Re と表示されることもある。
出典
[編集]- ^ 月別アーカイブ : 201007 | バレーボールブログ(スポーツナビ編集部) | スポーツナビ+
- ^ バボちゃんネットニュース ワールドグランプリ小牧大会のエントリーメンバー14名発表
- ^ バボちゃんネットニュース 井野亜季子(前NEC)が、アゼレイル・バクーへ入団
- ^ 【バレー】登録メンバー発表、五輪最終予選でカギを握る試合は?|スポルティーバ 公式サイト
- ^ 眞鍋「日本オリジナルの戦術を準備する」女子バレー リオ五輪メンバー発表会見 1/2 ――レシーバーとパスヒッターの選考を迷ったのではないかと察するが、レシーバー及びリベロ担当を2人入れた理由を詳しく教えてほしい。 - スポーツナビ、2016年6月27日
- ^ FIVB Women's Volleyball Olympic Games 2012 単丹娜
- ^ Women's Volleyball CHN - Olympic Volleyball | London 2012
- ^ NHK 2012 ロンドンオリンピック バレーボール 出場チーム・選手
- ^ Volleyball Positions - Understanding Volleyball Player Positions
- ^ Page 234 「It's all about positional play」 - London 2012 Olympic Games Volleyball Media Guide