ラーナー (称号)
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ラーナー (サンスクリット語: राणा; ウルドゥー語:رانا、Rana)は、ラージプートの君主の称号の一つ[1]。主にメーワール王国の君主がこの称号を用い、彼らはラーナー、マハーラーナーを名乗った。
概要
[編集]ラーナーの称号はインドではラージプートの君主として使われ、とくにメーワール王国の王号として有名である[2]。 ラーナーの称号はメーワール以外でも、アリー・ラージプル、ポールバンダル、バガート、バーガル、ゴーハドなどの諸国でも使用された。
また、ネパール王国の宰相家たるラナ家の家名はラーナーの称号に因むものである。これはジャンガ・バハドゥル・クンワルが1846年の王宮大虐殺事件ののち、1848年に王家からラナ姓を賜り、クンワル姓から改称したことによる。また、クンワル家は北インドから移住してきた家系で、さかのぼればメーワール王国を出自に持つと自称していた。
ギャラリー
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サングラーム・シング(メーワール王)
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ラージ・シング(メーワール王)
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ジャワーン・シング(ウダイプル藩王国)
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ファテー・シング (ウダイプル藩王国)
脚注
[編集]- ^ Seesodia, Jessrajsingh (1915). The Rajputs: A Fighting Race. East and West, ltd. p. 41
- ^ Bhattarai, Krishna (2009). Nepal. Infobase Publishing. p. 42. ISBN 9781438105239
参考文献
[編集]- 佐伯和彦『世界歴史叢書 ネパール全史』明石書店、2003年。