ヤコブ・ウィレムスゾーン・デルフ
ヤコブ・ウィレムスゾーン・デルフ Jacob Willemsz. Delff | |
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デルフ作、「息子たちといる妻の肖像画を描いている自画像」(1590) アムステルダム国立美術館 蔵 | |
生誕 |
1550年ころ ゴーダ |
死没 |
1601年5月5日 デルフト |
ヤコブ・ウィレムスゾーン・デルフ(Jacob Willemsz. Delff、1550年ころ - 1601年5月5日)[1] はオランダの画家である。肖像画にすぐれ、当時の有力者の肖像画を残した。3人の息子も画家になり、同名の孫、ヤコブ・ウィレムスゾーン・デルフ(Jacob Willemsz. Delff de Jongere)も肖像画家として知られている。
略歴
[編集]ゴーダの生まれで、おそらくデルフトの画家、アントーニ・ファン・モントフォート(Anthonie van Montfoort: 1533/1534-1583)の弟子であったとも考えられている。1575年にデルフトの聖ルカ組合に登録された。7年後にデルフトの市民権を得た。
Maria Nagelという女性と結婚し、3人の息子が生まれた。コルネリス・ヤコブスゾーン・デルフ(Cornelis Jacobsz. Delff: c.1571-1643)は静物画家として知られ、ロフス(Rochus Jacobsz. Delff: c.1572-1617)は肖像画家、ウイレム(Willem Jacobsz. Delff: 1580-1638)は肖像画家、版画家になった。1590年に3人の息子といる自画像を描き、この作品は現在アムステルダム国立美術館に収蔵されている。同名の孫のヤコブ・ウィレムスゾーン・デルフ(Jacob Willemsz. Delff (II)またはJacob Willemsz. Delff de Jongere: 1619-1661)も肖像画家として知られている。
1580年から1593年の間に描いた作品が残されている。カレル・ファン・マンデルによればピーテル・コルネリスゾーン・ファン・レイク(c.1567-c.1637)はデルフから絵を学んだとされている。
作品
[編集]-
Portrait of Baertje van Adrichem(1593)
ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館 蔵 -
デルフト市長の肖像画
アムステルダム国立美術館 蔵 -
男の子の肖像画(1581)
アムステルダム国立美術館 蔵 -
Allegory of the Four Elements(1600)
ミネアポリス美術館 蔵
出典
[編集]- ^ Delff, Jacob Willemsz. (I) at the Netherlands Institute for Art History]
外部リンク
[編集]- Beschrijving door Arnold Houbraken in zijn werk De groote schouburgh der Nederlantsche konstschilders en schilderessen
- Korte biografie en afbeeldingen in de Web Gallery of Art