メルヴィン・ニューマン
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メルヴィン・スペンサー・ニューマン(Melvin Spencer Newman、1908年3月10日 - 1993年5月30日)は、アメリカの化学者。オハイオ州立大学教授。ニューマン投影式を考案したことで最も有名。
ニューヨーク市でユダヤ人の家庭にMae(旧姓Polack)とJacob K. Newmanの4人の子どもの末っ子として生まれた[1]。父方の祖父はニューオーリンズのドイツ生まれの投資銀行家で慈善家のイシドール・ニューマンである。
生まれて間もなく、一家はルイジアナ州ニューオーリンズに引っ越した。14歳の時、家族でニューヨークに戻り、リバーデイル郡立学校(Riverdale County School)に通った。1925年から1932年までイェール大学に通い、Rudolph J. Anderson教授の指導のもと、1929年に学士を優等で(magna cum laude)、1932年にPh.Dを取得した。
イェール大学、コロンビア大学、ハーバード大学で博士研究員を務めた後、オハイオ州立大学の講師として独立したキャリアをスタートさせ、生涯そこにいた。1940年に助教授となり、1944年に正教授になった。
ゴルファーでもあった。姉妹のAlice Louisはニコライ・ベレゾフスキーの最初の妻である[1]。
関連項目
[編集]- ニューマン・クワート転位 ニューマンとHarold Kwartにちなんで名前が付いた反応
出典
[編集]- ^ a b "Newman, Jacob K.," in: James Terry White, The National Cyclopaedia of American Biography, v. 33, New York: J. T. White, 1947, p. 183.
- Paquette, L. A.; Orchin, M. "Melvin Spencer Newman", in National Academy of Sciences of the United States of America: Biographical Memoirs, vol. 73, 335-348. National Academy Press, 1998.
- "Newman, Melvin Spencer," in: William Haynes (ed.), Chemical Who's who, vol. 3, 1951, p. 545.