メチルメタカロン
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IUPAC命名法による物質名 | |
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識別 | |
CAS番号 | 3244-75-5 |
ATCコード | none |
PubChem | CID: 63382 |
ChemSpider | 57045 |
化学的データ | |
化学式 | C17H16N2O |
分子量 | 264.322 |
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メチルメタカロン(Methylmethaqualone)は、キナゾリノン系のメタカロンのアナログで、β型のGABAA受容体アゴニスト活性に由来する、メタカロンと似た、ほぼ同じ強さの催眠/鎮静作用を有する。メチルメタカロンは、メタカロンのフェニル環の4位がメチル化している。ドイツでは1999年に非合法化し、アメリカの麻薬取締局ではほぼ同時期に"drug of forensic interest"として記載された。この化合物は、ドイツの闇市場で、メタカロンのアナログのデザイナードラッグとして販売されていると見られている[1][2]。
動物実験により、鎮静の効果のある投与量を少し超えると、痙攣を誘発することが示され[3]、またヒトの利用で痙攣が促進されうるという報告もあった。
出典
[編集]- ^ Klein RFX, Hays PA (January–June 2003;). “Detection and Analysis of Drugs of Forensic Interest, 1992 - 2001; A Literature Review.” (pdf). Microgram Journal (DEA) 1 (1–2): 60. オリジナルの2011年7月19日時点におけるアーカイブ。 .
- ^ “The structural identification of a methyl analog of methaqualone via 2-dimensional NMR techniques”. J. Forensic Sci. 38 (2): 455–65. (March 1993). PMID 8455002.
- ^ “[SUBSTITUTED 4-QUINAZOLINONE DERIVATIVES AS HYPNOTICS AND ANTICONVULSANTS]” (German). Arzneimittelforschung 13: 688–701. (August 1963). PMID 14085923.