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マーダー・ドローンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Murder Drones
ジャンル コメディ・ホラー ディストピア
サイバーパンク
アニメ
原案 リアム・ヴィッカーズ
総監督 リアム・ヴィッカーズ
監督 リアム・ヴィッカーズ
脚本 ケビン・レルドウィチャグル
音楽 A・J・ディスピリト
アニメーション制作 グリッチ・プロダクションズ
製作 グリッチ・プロダクションズ
配信サイト YouTube
配信期間 2021年10月29日 -
話数 全8話(予定)
テンプレート - ノート

Murder Drones(マーダー・ドローンズ、殺人ドローン)はグリッチ・プロダクションズが制作したWebアニメ

監修、脚本はリアム・ヴィッカースが担当。日本ではマーダー・ドローン、マーダー・ドローンズと紹介される場合がある。

概要

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2021年10月29日にYouTubeでパイロット版が初公開された。

2022年11月18日に全8話のアニメーション作品として公開される事が発表された。

登場人物

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日本語吹き替えられているものの、一部の声優は不明。

作業ドローン

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元々人間の支配下で惑星鉱物の採取などをしていたロボット。かつては全て作業用ヘルメットとコートという同じ姿をしていたが、人間がいなくなってからは外観や性格に個性が生じている。

人間の生理現象や習慣もある程度再現されており、血液などの体液を有しているほか、睡眠や勉強も行う。分解ドローンの襲来により、作業ドローンの多くが避難用シェルターで生活している。

Uzi(ウージー)
声 - 王怜馨[1]
今作の主人公。紫色の目と黒いジャージとニット帽が特徴。
避難用シェルター内で学生として生活していたが、父のカーン達が分解ドローン達に対して籠城以外何の抵抗もしない事にうんざりし、外の世界に出ていく。
地球に向けて迫ってくる生みの会社を駆逐する「人類根絶」を目論んでいる。緑色に光るレールガンを所持している。
分解ドローンであるJとの初戦に電磁波を喰らいながらも、何とか勝利した後、完全問題解決プログラム「アブソリュート・ソルバー」が発現、エピソード3で覚醒した。念力やテレポート、自己再生、物質変換、他人の過去の記憶に関与するなどの多彩な能力を持っている。しかし、咄嗟に発動すると暴走(物体を生物に変換)し始め、分解ドローンの羽と尾の部位に酷似したSolver Uzi(ソルバーウージー)へと変化を遂げた。
アブソリュート・ソルバーと関係しているのか、ウージーが身に付けている首輪は元々は亡き母ノリ(Nori)が身に付けている番号入り首輪(002)で他のドローンとは違う生産の個体かは不明。
Thad(サド)
声 - 久賀凌大
ウージーの同級生。他の作業ドローンと異なり、分解ドローンに立ち向かう勇敢な性格。
Lizzy(リズィー)
声 - Arran
ウージーの同級生。女性型で目のカラーはピンク。
動物の耳が付いている赤いヘルメットを被っているのが特徴。
Braden(ブレイデン)
声 - 不明
ウージーの同級生。男性型で目のカラーは水色。 ウージーが授業の退屈凌ぎに、知覚を乗っ取られた挙句、頭が発火し炎上状態が続く。
エピソード4でウージーが提案した遠足の行き先の雪のお陰で消えたが、その後にソルバーウージーに斬首された。
エンディングの最期に彼の追悼が捧げられている。
Khan(カーン)
声 - 不明
ウージーの父親。臆病な性格。 娘であるウージーを気にかけている。作品ではしばしば、ぞんざいな扱いを受ける事が多い。
doll(ドール)
声 - 不明
ウージーの同級生。女性型で目のカラーは赤。他の作業ドローンと印象が異なる。
作業ドローンと一風違う原因は、分解ドローンが地球に襲来した時期、Vが彼女の両親を殺害したのを目撃し、その衝撃かウージーと同じくアブソリュート・ソルバーが発現し、この力でVへの復讐を画策していた。偶然なのか左手首にはウージーと同じ番号入り首輪(048)を巻いている。この番号は母イェヴァ(Yeva)の番号である。
実行日は学校でプロムが行われ、丁度Vがプロム会場に襲撃し、計画通りプロムクイーンに選ばれた隙にいざ実行するも、運悪くウージーとNに食い止められた挙句、Vのミサイルを喰らい消息不明になった。ミサイルが撃たれる前、ウージーの首輪を見て「私が探しているものを見つけたら、私も助けてあげる」と誓いを残していた。エピソード5で生存しており、右目にボタン型の眼帯をしている。 
alice(アリス)
声 - 魚住アリナ
ドローンを解体し、パーツを集める事を趣味としている女性型ドローン。目のカラーはオレンジ。
beau(ボー)
両腕が分解ドローンの腕となっている赤ん坊型のドローン。アリスと共に行動する。

殺人ドローン

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文明を勝手に築いた作業ドローン達を粛清するために地球から送られた兵器。正式な名前は分解ドローン。作業ドローンの1.5倍ほどの背丈があり、両手には様々な武器が内蔵されている。先の尖った尾にはナナイト酸が含まれ、これに侵された作業ドローンは時間をかけて溶かされる。 頭部に並んだカチューシャのような5つのライト、かなり小さく折りたためる巨大な翼、再生能力を備えている。

個体により髪型や服装が異なるが、個性は作業ドローンより控え目である。名前もロボットらしく、アルファベットが割り振られている。日光を浴びると消滅する。

N
声 - 菅原壮一郎
今作の準主人公。
ウージーが作業ドローンの死体の山の中で遭遇した男性型分解ドローン。他の個体と同様に残虐ではあるが、気さくな一面もある。
ウージーから「全ての作業ドローンを抹殺した後、会社は今後分解ドローンはどうする?」と問いかけられ、そのことを気に掛けリーダーのJに伝えた所、粛清されそうになるが、ウージーに助けられたことがきっかけで友達として、以降ウージーと共に、互いを助け合いながら歩む。
V
声 - Arran
Nと同じ部隊に所属する女性型分解ドローン。他の分解ドローンと比べて、作業ドローンを抹殺する事に快楽を感じるサディスト
エピソード1での戦闘終了後、ウージーとNに捕縛されたのち、2人と共に行動することになる。だが、殺戮行動を反省していない面があり、その点に関しては2人によく思われていない。
作中以外では、PVやパイロット版サムネイルに単体で飾られる事が多い。
J
声 - 本間詩織
ツインテールが特徴的な分解ドローン。 N・Vと同じ部隊のリーダー。
高圧的な性格でNの事を蔑んでいたが、彼がウージー達の避難所のドアを突破するという成果を挙げた際に、その事を評価し社名入りのペンを渡す。
エピソード2にて、分解ドローンに内蔵されている心臓「アブソリュート・ハート」が活動し始め、その死骸を成れ果てた姿「エルドリッチJ」に変貌させた。シェルター内の天井に潜み、自身が作り出したドローンのホログラムを用いた錯覚や目の前でカーン[2]を殺害することで、ウージーを精神的に追い込んだが、自身が破壊したウージーのレールガンの爆発で体が粉砕され、完全に消滅した。残ったアブソリュート・ハートはNにより溶かされた。

出典

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  1. ^ 王怜馨 [@oureika] (2023年11月17日). "#GlitchさんのマーダードローンEP6も……". X(旧Twitter)より2024年1月19日閲覧
  2. ^ 実際にはホログラムだが、ウージーはそれを知らなかった。

関連項目

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外部リンク

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