マース・ワール運河

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Maas–Waal Canal
Aerial view of the river Maas and the Maas–Waal Canal near Heumen
特長
全長 13.5 km (8.4マイル)
閘門 2
現状 open
地理
始点 Weurt
終点 Heumen
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マース・ワール運河(マース・ワールうんが、オランダ語:Maas-Waalkanaal)は、オランダマース川ワール川を接続するために開削された運河で、ヘルダーラント州ナイメーヘン近郊にある運河のことである。

概要[編集]

ライン川の分流であるワール川とマース川を接続することで、ライン川上流のドイツ各地と、マース川上流のベルギーやフランス北東部との航路を確保することを主な狙いとして、1920年から開削工事が始まり、1927年10月27日に供用された。

より大型の船舶の航行に対応するため、2007年から2008年に掛けて、運河に架かる5箇所(うち2箇所はウールト複合閘門前後)の橋について、嵩上げ工事が実施された。(閘門部分の橋は+2.5m、その他の3箇所の橋では+0.25~+0.35mの嵩上げ)

構造・仕様[編集]

  • 全長 13.3 km
  • 深さ 4.9m(最低保証水深)
  • 幅 84m~145m

施設等[編集]

  • ウールト複合閘門(Sluizencomplex Weurt):ワール川と運河の間の水位調整するための閘門施設

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯51度48分32秒 東経5度48分54秒 / 北緯51.808913度 東経5.814976度 / 51.808913; 5.814976