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プレコリン-8Xメチルムターゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プレコリン-8Xメチルムターゼ
ヒドロゲノビリン酸と結合したプレコリン-8Xメチルムターゼの結晶構造(PDB 1i1h[1])
識別子
EC番号 5.4.1.2
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
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プレコリン-8Xメチルムターゼ(Precorrin-8X methylmutase、EC 5.4.1.2)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

プレコリン-8Xヒドロゲノビリン酸

従って、この酵素の基質はプレコリン8Xのみ、生成物はヒドロゲノビリン酸のみである。

この酵素は異性化酵素、特にアシル基を転移する分子内転移酵素に分類される。系統名は、プレコリン-8X 11,12メチルムターゼ(precorrin-8X 11,12-methylmutase)である。他に、precorrin isomerase、hydrogenobyrinic acid-binding protein等とも呼ばれる。この酵素は、ポルフィリンクロロフィルの代謝に関与している。

構造

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2007年末時点で、6つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、 1F2V1I1H1OU01V9C2AFR及び2AFVである。

出典

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  1. ^ “Crystal structure of precorrin-8x methyl mutase”. Structure 9 (7): 587–96. (July 2001). PMID 11470433. https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S0969212601006189.