ブラウン鉱
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ブラウン鉱 | |
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分類 | ネソケイ酸塩 |
シュツルンツ分類 | 9.AG.05 |
Dana Classification | 7.5.1.3 |
化学式 | Mn2+Mn3+6[O8|SiO4] |
結晶系 | 正方晶系 |
対称 | I41/acd |
へき開 | {112} perfect |
モース硬度 | 6-6+1⁄2 |
光沢 | 準金属光沢 |
色 | 茶黒色、鉄灰色 |
条痕 | 黒色 |
透明度 | 不透明 |
比重 | 4.72 - 4.83 |
文献 | [1] |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
ブラウン鉱(Braunite)は、2価と3価のマンガンを含むケイ酸塩鉱物で、化学式はMn2+Mn3+6[O8|SiO4].[2]である。一般的な不純物としては、鉄、カルシウム、ホウ素、バリウム、チタン、アルミニウム、マグネシウムがある。
正方晶系に結晶化し、モース硬度は6-6.5である。黒色の微細な結晶の集合体として産出することが多く、肉眼的な結晶は希少である。主要なマンガン鉱石の一つである。
ドイツ・テューリンゲン州ゴータ郡の政治家ヴィルヘルム・フォン・ブラウン(1790年-1872年)の名前に因んで名づけられた[2]。
マンガンイオンがカルシウムイオンに置き換わった変種(化学式:Ca(Mn3+,Fe3+)14SiO24)は、1967年に南アフリカ共和国ケープ州カラハリで1967年に発見、記載され、ブラウン鉱II(braunite II)と名づけられた[3][4]。