フリッツ・ラレマント
フリッツ・ラレマント Fritz L'Allemand | |
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Adolf Neumannによる肖像画 | |
生誕 |
1812年5月24日 ハーナウ |
死没 |
1866年9月20日 (54歳没) ウィーン |
フリッツ・ラレマント(Fritz L'Allemand、1812年5月24日 - 1866年9月20日)は、オーストラリアの画家である。戦場のシーンなど歴史画を描いた。
略歴
[編集]ドイツ中央西部の都市、ハーナウで生まれた。祖父のコンラート・クリスティアン・ラレマント(Conrad Christian L'Allemand: 1752–1830)は彫金の仕事で知られ、父親のジグムント・ヴィルヘルム・クリストフ・ラレマント(Siegmund Wilhelm Christoph L'Allemand: 1774–1856)も美術家であった。兄にフランクフルト・アム・マインなどで彫金家となったコンラート・ラレマント(Conrad L'Allemand: 1809-1880)とウィーンで版画家になったタデーウス・ラレマント(Thaddäus L'Allemand: 1810-1872)がいる。
1826年に家族とウィーンに移り、そこで学校に通った。1827年からウィーン美術アカデミーでヨーゼフ・クリーバー(Josef Klieber)やヨーゼフ・フォン・フューリッヒに学んだ。歴史画家のヨハン・ペーター・クラフトからも影響をうけた。1835年から画家として知られるようになり、1838年までフリードリヒ・シリヒャー(Friedrich Schilcher:1811–1881)のスタジオで働いた。
はじめ肖像画や風俗画を描いていたが、戦争画を描くようになり、1809年オーストリア戦役や1848年の北イタリアでの戦役、1864年の第二次シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争などの戦場の場面を描いた。これらの戦争画はオーストリア皇帝のフランツ・ヨーゼフ1世に好まれ、皇帝から支援を受けた。
1848年からウィーン美術アカデミーの理事会のメンバーを務め、1861年からウィーンの芸術家団体クンストラーハウス(Künstlerhaus)の会員であった[1]。
1866年にウィーンで亡くなった[2]。
1849年にウィーンで結婚し、2人の息子が生まれたが、どちらも若くして亡くなった。兄のタデーウス・ラレマントの息子、ジークムント・ラレマントはフリッツ・ラレマントから美術を学び、肖像画や歴史画を描く画家となった。
作品
[編集]-
オーストリア軍の野営地 (1848)
-
第二次シュレースヴィヒ=ホルシュタイン戦争のKönigshügelの戦い(1866)
オーストリア・ギャラリー -
Heinrich Hentzi将軍の英雄的な死 (1850)
オーストリア・ギャラリー -
戦争画
脚注
[編集]- ^ Schöny: L’Allemand Friedrich (Fritz). In: Österreichisches Biographisches Lexikon 1815–1950 (ÖBL). Band 4, Verlag der Österreichischen Akademie der Wissenschaften, Wien 1969, S. 408.
- ^ auf evangelischerfriedhof11.at (Memento des Originals vom 27. 9月 2013 im Internet Archive) 情報 Der Archivlink wurde automatisch eingesetzt und noch nicht geprüft. Bitte prüfe Original- und Archivlink gemäß Anleitung und entferne dann diesen Hinweis. , abgerufen am 25. September 2013
参考文献
[編集]- Constantin von Wurzbach: L’Allemand, Friedrich. In: Biographisches Lexikon des Kaiserthums Oesterreich. 14. Theil. Kaiserlich-königliche Hof- und Staatsdruckerei, Wien 1865, S. 13–16.
- Karl Weiß: L’Allemand, Fritz. In: Allgemeine Deutsche Biographie (ADB). Band 17, Duncker & Humblot, Leipzig 1883, S. 530 f.
- Karl Siebert: Hanauer Biographien aus drei Jahrhunderten. Hanauer Geschichtsverein 1844 e.V., Hanau 1919 (= Hanauer Geschichtsblätter NF 3/4), S. 116–118.
- Schöny: L’Allemand Friedrich (Fritz). In: Österreichisches Biographisches Lexikon 1815–1950 (ÖBL). Band 4, Verlag der Österreichischen Akademie der Wissenschaften, Wien 1969, S. 408.
- Heinz Schöny: L’Allemand, Friedrich Wilhelm. In: Neue Deutsche Biographie (NDB). Band 13, Duncker & Humblot, Berlin 1982, ISBN 3-428-00194-X, S. 424 f.