フコステロール-エポキシドリアーゼ
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フコステロール-エポキシドリアーゼ(Fucosterol-epoxide lyase、EC 4.1.2.33)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- (24R,24′R)-フコステロールエポキシド デスモステロール + アセトアルデヒド
従って、この酵素の基質は (24R,24'R)-フコステロールエポキシドのみ、生成物はデスモステロールとアセトアルデヒドの2つである。
この酵素はリアーゼ、特に炭素-炭素結合を切断するアルデヒドリアーゼに分類される。系統名は、(24R,24'R)-フコステロールエポキシド アセトアルデヒドリアーゼ (デスモステロール形成)((24R,24'R)-fucosterol-epoxide acetaldehyde-lyase (desmosterol-forming))である。他に、(24R,24'R)-fucosterol-epoxide acetaldehyde-lyase等とも呼ばれる。
出典
[編集]- Prestwich GD, Angelastro M, De Palma A, Perino MA (1985). “Fucosterol epoxide lyase of insects: synthesis of labeled substrates and development of a partition assay”. Anal. Biochem. 151 (2): 315–26. doi:10.1016/0003-2697(85)90182-4. PMID 3913328.