フェリックス・ピサロ
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フェリックス・ピサロ Félix Pissarro | |
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生誕 |
1874年7月24日 フランス、ポントワーズ |
死没 |
1897年11月29日 (23歳没) イギリス、キュー |
フェリックス・ピサロ(Félix Pissarro、1874年7月24日 - 1897年11月29日)は、フランスの画家、版画家、風刺画家である。ジャン・ロッシュ(Jean Roch)のペンネームでも活動した。印象派の画家、カミーユ・ピサロの画家になった3人の息子の一人であったが、23歳で結核で亡くなった。
略歴
[編集]1872年から、カミーユ・ピサロが住み始めて、多くの画家も住むようになったヴァル=ドワーズ県のポントワーズで生まれた。兄に画家になったリュシアン・ピサロ(1863-1944)とジョルジュ・ピサロ(Georges Pissarro:1871–1961)がいる[1]。フェリックス・ピサロが生まれた年は「第1回印象派展」が開かれた年でもあった。クロード・モネやルノワールといった父親の仲間の印象派の画家たちの中で育った。
早くから絵の才能を示し、父親は3人の息子の中で最も才能があると考えていたとされるが[2]、才能を発揮する前に結核に罹患し、ロンドン、キューの療養所で23歳で亡くなった。
訃報記事は有名な文学者のオクターヴ・ミルボーが執筆し、その才能を惜しんだ[2]。
フェリックス・ピサロが描かれた作品
[編集]-
カミーユ・ピサロ
「赤いベレー帽をかぶったフェリックス」(1881) -
カミーユ・ピサロ
「スカートをはいたフェリックスの肖像」(1883) -
リュシアン・ピサロ
「読書するフェリックス・ピサロ」(1893)
脚注
[編集]- ^ Stern Pissarro Gallery: Pissarro Family. (englisch, pissarro.art).
- ^ a b Stern-Pissarro-Gallery: Félix Pissarro (1874–1897) (englisch, pissarro.art).
参考文献
[編集]- Pissarro, Félix. In: Hans Vollmer (Hrsg.): Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. Begründet von Ulrich Thieme und Felix Becker. Band 27: Piermaria–Ramsdell. E. A. Seemann, Leipzig 1933, S. 110.