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ピルコマジョ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ピルコマジョ川

ピルコマジョ川(ピルコマジョがわ、スペイン語: Río Pilcomayo)は、南米中央部を流れる河川である。パラグアイ川の西部の支流で最も長い川であり、流域は270,000 km²にも達する。

地理

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ボリビアポオポ湖の東のポトシ県オルロ県など、アンデス山脈の麓に源を発する。チュキサカ県タリハ県を通って南東に2,000km流れ、アルゼンチンフォルモサ州パラグアイグラン・チャコ平原を流れてアスンシオン近郊のパラグアイ川に合流する。

川の流域にはおおよそ150万人が居住しており、内ボリビアに100万人、アルゼンチンに30万人、パラグアイに20万人となっている。

流域に氾濫原河畔林サバナが多く、水中に絶滅危惧種ヒルムシロ属の植物が生え、ソバージュネコメガエルブチアマガエル英語版アメリカヌマジカアメリカバククチジロペッカリー英語版オオアルマジロオオアリクイアオボウシインコダイサギハゲガオホウカンチョウ英語版レア属カイマン属カメジャガーなどの動物が生息している。中流部のパラグアイのティンフンケ国立公園は1995年に[1]、下流部のアルゼンチンのピルコマジョ川国立公園スペイン語版は1992年にラムサール条約登録地となった[2]

脚注

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  1. ^ Tifunque | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1995年6月7日). 2023年3月26日閲覧。
  2. ^ Parque Nacional Río Pilcomayo | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2021年10月22日). 2023年3月26日閲覧。

外部リンク

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