ビッグゲーム 大統領と少年ハンター
ビッグゲーム 大統領と少年ハンター | |
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Big Game | |
監督 | ヤルマリ・ヘランダー |
脚本 | ヤルマリ・ヘランダー |
原案 |
ヤルマリ・ヘランダー ペトリ・ヨキランタ |
製作 |
ペトリ・ヨキランタ ウィル・クラーク アンディ・メイソン イェンス・モイラー |
製作総指揮 |
ヤリ・トゥオヴォネン フィル・ハント コンプトン・ロス アレックス・ガーランド マイク・ルナゴール ウォルター・ドノヒュー クリスティアン・アンガーマイヤー マルク・ハンゼル マルクス・R・フォルゲルバハー |
出演者 |
サミュエル・L・ジャクソン オンニ・トンミラ フェリシティ・ハフマン ヴィクター・ガーバー テッド・レヴィン ジム・ブロードベント レイ・スティーヴンソン |
音楽 |
ユリ・セッパ ミスカ・セッパ |
撮影 | ミカ・オラスマー |
編集 | イーッカ・ヘッセ |
製作会社 |
Altitude Film Entertainment Ltd Bavaria Film Partners Egoli Tossell Film GmbH Film House Germany Head Gear Films Ketchup Metrol Technology Subzero Film Entertainment VisionPlus Fund I Waterstone |
配給 |
Nordisk Film Distribution Ascot Elite Entertainment Group エンターテインメント・ワン ヨーロッパ・コープ 松竹 |
公開 |
2014年9月5日 (トロント国際映画祭) 2015年3月20日 2015年5月8日 2015年6月26日 2015年8月15日 |
上映時間 | 91分 |
製作国 |
フィンランド ドイツ イギリス |
言語 |
英語 フィンランド語 |
製作費 |
€8,500,000[1] ($9,000,000) |
興行収入 |
$4,600,000[2] 4000万円[3] |
『ビッグゲーム 大統領と少年ハンター』(ビッグゲームだいとうりょうとしょうねんハンター、Big Game)は、2014年にフィンランド[4]が製作したアクション冒険映画。ヤルマリ・ヘランダーが監督・脚本を務めた。出演はサミュエル・L・ジャクソン、オンニ・トンミラ、フェリシティ・ハフマン、ヴィクター・ガーバー、テッド・レヴィン、ジム・ブロードベント、レイ・スティーヴンソン。
ストーリー
[編集]フィンランドに住む少年オスカリは13歳になった通過儀礼として、大きな獲物を狩るために山中で一夜を過ごそうとする。一方その頃、アメリカ合衆国大統領ウィリアム・アラン・ムーアを乗せたエアフォースワンが、何者かに対ミサイル防御装置を停止させられ、ハザルらテロリストの放った地対空ミサイルで墜落する。ムーアは間一髪脱出ポッドで逃げ出して山間に降り、オスカリに会う。ペンタゴンでは副大統領、CIA長官、陸軍大将、そしてCIA局員のハーバートが衛星で大統領の姿を追う。
オスカリは高名な狩人の父のくれた地図に従って冷蔵庫を見つけるが、中に自分を心配して父が用意してくれた鹿の頭を見つけて自信を失う。そこにムーアを追って降下したシークレットサービスのモリスが現れてムーアを捕える。モリスは雇い主のハザルを呼ぶ。ハザルはムーアを冷蔵庫に入れてヘリコプターで運ぶ。オスカリは冷蔵庫に飛び乗り、ロープを切る。冷蔵庫は川に落ち、湖に流れてエアフォースワンの残骸に流れ着く。オスカリとムーアは機内に入って助けを待とうとするが、ハザルが侵入して来て時限爆弾を仕掛け、ムーアを殺そうとする。モリスはムーアもろともハザルを殺そうとする。ムーアはハザルを殺し、オスカリとともに緊急脱出装置で逃げ出す。モリスはヘリコプターから二人を撃とうとするが、オスカリの放った矢がモリスの胸に残った弾丸の破片を刺激し、もがくモリスの銃弾がパイロットを殺す。エアフォースワンは爆発し、緊急脱出装置は爆風に流されてオスカリの父やネイビーシールの前に着陸する。ムーアはオスカリの勇気をほめたたえる。
ペンタゴンでは、ハーバートと副大統領がトイレで密談を交わし、二人が陰謀を企みハザルを雇っていたことがわかる。ハーバートは副大統領を殺し、滑って死んだように見せかける。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- ウィリアム・アラン・ムーア大統領 - サミュエル・L・ジャクソン(大塚明夫)
- オスカリ - オンニ・トンミラ(村中知)
- モリス - レイ・スティーヴンソン(楠大典)
- 副大統領 - ヴィクター・ガーバー(原康義)
- ハザル - マフメット・クルトゥルス(遠藤大智)
- アンダーウッド陸軍大将 - テッド・レヴィン(金子由之)
- タピオ - ヨルマ・トンミラ(辻親八)
- ハマラ - リスト・サルミ(浦山迅)
- CIA長官 - フェリシティ・ハフマン(品田美穂)
- ハーバート - ジム・ブロードベント(樋浦勉)
その他
[編集]- 劇中で親子役を演じたオンニ・トンミラとヨルマ・トンミラは実際の親子である。2人は同じくヤルマリ・ヘランダーが監督・脚本を務めた2010年のフィンランド映画『レア・エクスポーツ 〜囚われのサンタクロース〜』でも親子役で共演している。
参考文献
[編集]- ^ “Big-budget Finnish film earns positive early reviews”. Yle Uutiset. (2014年9月13日) 2015年10月21日閲覧。
- ^ “Big Game”. Metacritic. 2015年10月21日閲覧。
- ^ 「キネマ旬報」2016年3月下旬号 70頁
- ^ Big-budget Finnish film earns positive early reviews | Yle Uutiset | yle.fi