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パパイア科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パパイア科
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: アブラナ目 Brassicales
: パパイア科 Caricaceae
学名
Caricaceae
Dumort. (1829)

パパイア科(パパイアか、Caricaceae、パパイヤ科)は被子植物のひとつで、果樹パパイアなど4-630あまりが含まれる。日本には自生種は知られていない。

形態・分布

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木本あるいは草本、は掌状に深裂するか小葉になり、は不完全花、側膜胎座子房に多数の種子が着く。アメリカ熱帯に分布の中心がある。アフリカ熱帯にも1属がある。

分類

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6属に約35種が属する[1]

APG植物分類体系ではパパイア科はアブラナ目に属する。クロンキスト体系では側膜胎座に多数の種子がつくのが共通であるとしてスミレ目に入れる。新エングラー体系でもスミレ目とされる。

系統

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次のような系統樹が得られている[1]

Cylicomorpha

パパイア

Horovitzia cnidoscoloides

Jarilla

Jacaratia

Vasconcellea

パパイア科自体はワサビノキ科の姉妹群となる。

脚注

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  1. ^ a b Carvalho, Fernanda Antunes, and Susanne S. Renner (2012). “A dated phylogeny of the papaya family (Caricaceae) reveals the crop’s closest relatives and the family’s biogeographic history”. Molecular phylogenetics and evolution 65 (1): 46-53. doi:10.1016/j.ympev.2012.05.019. 

外部リンク

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