バースカラ衛星
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バースカラ衛星はインドの人工衛星。インド宇宙研究機関により作成され、1号機と2号機が存在する。インド初の低軌道地球観測衛星。遠隔測定法、海洋学、水文学に関するデータを集めた。名称は二人のインド人数学者バースカラ1世とバースカラ2世に由来する。
バースカラ1号
[編集]重量444kg、高さ1.66m、直径1.55m。1979年6月7日、ソ連のカプースチン・ヤールより打ち上げられた。インド2つ目の人工衛星で、軌道傾斜角が50.7度、近点394km、遠点399km[1]。2台のテレビカメラとマイクロ波放射計を搭載し、海面、地表のデータを収集した。しかし、カメラは機能不全であった。1981年3月に正式に運用終了した[2]。
バースカラ2号
[編集]重量436kg。1981年11月20日、ソ連のカプースチン・ヤールより打ち上げられた。軌道傾斜角が50.7度、近点368km、遠点372km[1]。
参考文献
[編集]- ^ a b Bharat-rakshak.com Indian satellite systems
- ^ “National Space Science Data Center Header Bhaskara”. 2010年3月1日閲覧。