バルキーン
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バルキーン(VALKEEN)は、モルテン社が2009年10月21日に発売開始したホイッスル。
サッカー審判員専用のホイッスルとして開発され、2010年よりJリーグの公式用具となっている[1]。
VALK(オランダ語で「ハヤブサ」) + KEEN(英語で「鋭い」)の造語で、北欧神話の戦場の女神バルキリー(ワルキューレ)のイメージも込められている[1]。
特長
[編集]フリップグリップを採用している。握ったホイッスルが瞬時に構えやすく[2]、逆に、使用しない時は握らず所持できる[3][4][5]。フリップグリップはカード提示時や方向提示時、カードに記入時にホイッスルを手の中に収められるので高評価である[誰?]。
4.15kHzと3.67kHzの異なる音域が奏でられる[6]。2010 FIFAワールドカップで、南アフリカのデーモン主審や日本の西村雄一主審(この製品開発時にアドバイスもした[1])などが使用し[7]、観客のブブゼラに音がかき消されない利点も、話題になった[1]。
使用している審判員は非常に多く、国際主審は佐藤隆治、山本雄大、笠原寛貴がいて、日本のほかアジアの国際主審を中心に使用されている。1級審判員も多く採用されており、使用している審判員はバルキーンを高評価している。[要出典]
他のホイッスルに比べて非常に高価で標準価格は4200円(本体のみ)、実勢価格は3000円台からとなる。
脚注
[編集]- ^ a b c d スポーツ報知 2015年7月29日9面 「サッカー自由空間~FK」 日本の笛 世界基準 (網野大一郎)
- ^ 村井満 (2015年4月30日). “#33 レフェリーの笛”. Jリーグ.jp. Jリーグチェアマン 村井満の“アディショナルタイム”. 日本プロサッカーリーグ. 2015年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月9日閲覧。
- ^ “画像1”. molten. 2019年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月15日閲覧。
- ^ “画像2”. molten. 2019年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月15日閲覧。
- ^ “画像3”. molten. 2019年4月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月15日閲覧。
- ^ “バルキーン サッカープロセット”. molten. 2018年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月15日閲覧。
- ^ 樋口浩二 (2010年6月8日). “モルテンの笛がW杯デビュー 日本人主審、11日に使用”. 中國新聞. 2012年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年11月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]モルテン社